1月15日、4日に山口県周防大島町の飲食店で料理を食べた7人が食中毒の症状を訴え、3人から腸管出血性大腸菌O157が確認されたことを山口県生活衛生課が発表した。
問題となったのは“肉のプロフェッショナ”ルが提供する本場ハワイ仕込みの料理を店。
「同店で食事をして食中毒の症状を訴えた7人のうち3人から腸管出血性大腸菌O157が確認され、10代の女性1人が尿毒症を発症する重症となっているそうです。店が提供したレアステーキ丼が原因とみられています。
県は同店に1月18日までの営業停止を命じ、施設内外の清掃や消毒などを指導しているそうです。店側もインスタグラムで事実関係を認めて謝罪し、同店を利用して体調不良を感じている客に、医療機関の受診や保健所への連絡を呼びかけています」(地元の新聞記者)
今回の食中毒の“元凶”と目されているのが、同店の看板メニューである「レアステーキ丼」だ。レアな牛肉が白米が見えないほど敷き詰められ、そのビジュアルからもメディアやSNSでたびたび取り上げられてきた。
店のホームページでは、《良質な国産牛の赤身肉を強火で一気に焼き上げ、それを職人の手で適度な厚みにカットすることによりおいしくいただける、肉のプロフェッショナルの当店だからこそ提供できる逸品です》と説明しており、《体調の悪い方や妊婦の方、抵抗力の低い高齢者やお子様にはお勧めしません》と注意喚起もしていた。
しかし、写真を確認すると、外側に焼色がわずかについているのみで、肉の表面に焼き色はほとんど見られず、鮮やかな赤身がむき出しの状態で高く積み上げられているのがわかる。店が“超レア”とうたっているだけあって、見た目だけでいえばステーキというより、もはや“ほぼ生肉”に近い
法律で提供そのものが禁止されている牛レバーと違い、生食用の牛肉は加工の際に加熱殺菌して食中毒菌がなくなるようにするといった調理・加工の基準をクリアすれば提供することが可能となっている。そのため、同店がこれまで「レアステーキ丼」を提供してきたこと自体は問題がない。
しかし、認められてはいても肉の生食にはリスクがあることは間違いなく、X上では事件を受けて改めて拡散された“ほぼ生肉”のビジュアルや店の管理体制に疑問の声が相次いでいる。
《レアも何もほぼ加熱してなかった。
《生/レア提供って“映え”よりリスクがでかすぎるんよな》
《えー!これほぼ生肉じゃん O-157の重症出るの当然すぎる…。加熱不足どころじゃないわ、保健所しっかりして!被害者さんお大事に》
《別角度から見ると一応表面炙ってたたきにしはしてあるみたいだけどさすがに生肉部分が多すぎる。マグロ丼かと思ったわ》
厚生労働省によると、O-157は特に若齢者、高齢者、抵抗力が弱い方は、重症化することがあるといい、生肉や加熱不十分な肉料理を食べないよう呼びかけている。SNSでの“映え”より、安全を優先してほしい。

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