「開演の1時間ほど前から関係者エリアの出入りがバタバタし始めたので見てみると、と長く仕事をしてきた関係者が次々に入ってきました。まるで同窓会のような雰囲気でしたね」

こう語るのは音楽関係者。

4月1日から2日にかけて、嵐のラストツアーの東京ドーム公演が行われた。

「開幕の地となった3月の札幌公演の初日には、実は嵐の歴代チーフマネージャーらが集まっていました。STARTO ENTERTAINMENTに現在でも在籍する人だけでしたが、久しぶりの再会に嵐の5人もかなり喜んでいたといいます」(芸能関係者)

しかし、東京公演にはそれ以上の人数が集まっていた。

ジャニーズ事務所時代からの事務所スタッフ、所属する音楽レーベルの社員、振付師、さらにはアイドル誌やテレビ誌の嵐担当まで。デビューから現在に至るまで嵐に関わってきた関係者が集結した形です。

歴代マネージャーは東京公演にも来ていました」(前出・音楽関係者)

デビューから約27年、嵐に携わったマネージャーは少なくない。

「歴代マネージャーのなかには、嵐の担当を離れてSexy Zone(現timelesz)の担当になった人もいたそうです。

またかつてV6を担当していて、嵐の担当に移ったという人も。このマネージャーにとっては担当したグループの解散を見送るのは2回目ですから、寂しさも募るばかりでしょう」(前出・芸能関係者)

かつて放送していた『嵐ツボ』(フジテレビ系)という特番で、マネージャーに嵐にまつわるアンケートをとるという企画があった。

松本潤さん(42)の食べ物への不思議なこだわり、相葉雅紀さん(43)が一人で勝手に帰ってマネージャーを心配させたことなど、長い時間をともに過ごすマネージャーだからこそ知っている暴露話が満載の番組でした。

この企画が成立したのは、メンバーとマネージャーの仲がよいからこそ。今回も多くの歴代マネージャーが会場を訪れましたが、今でもその良好な関係が続いている証しですね」(前出・芸能関係者)

いっぽうで、今回のツアーではファンをできる限り入場させるため関係者席は設けない方針であると一部で報じられていた。

「今回関係者が入ったのは、プロ野球の試合の際の記者用の席やテラス席。本来ライブではお客さんに開放しない席だったようです。

“ファン最優先”というメンバーの意向は東京公演でも同じ。最大限にお客さんを入れていたそうです。それでも東京ドームの外には、当選しなかったファンが大勢詰めかけていました」(前出・音楽関係者)

前出の芸能関係者によると、Snow ManやNEWS、なにわ男子、ジュニアなど後輩たちも会場に駆けつけたという。

「後輩たちにとっても嵐の楽曲は思い出深いものばかりで、序盤から涙を流していた人もいました。“勉強させてもらおう”と意気込んで見に来たのに、結局はファンとして楽しんでしまったという人も。見る人を楽しませる嵐マジックですね。

ジュニアたちは感極まって“ありがとう!”と何度も叫び声をあげていました」(前出・芸能関係者)

嵐の勇姿を見届けようと会場に足を運んだのはほかにも。

「嵐に楽曲を提供したことのある布袋寅泰さん(64)と妻の今井美樹さん(62)、バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で櫻井翔さん(44)と共演する有吉弘行さん(51)、『news zero』(日本テレビ系)で櫻井さんと共演した有働由美子さん(57)ら、嵐と交流のあるタレントたちが集いました。

しかしそのなかでも特に印象的だったのは、加賀まりこさん(82)でしょうか」(前出・芸能関係者)

大御所芸能人のなかでもひときわ目立つ加賀。『花より男子』シリーズ(TBS系)での松本との母子役でおなじみだが、

「’98年にも2人はNHKドラマで共演しています。

そのときは松本さんがセリフを覚えきれず、撮影がストップしてしまったことがあったとか」(前出・芸能関係者)

当時松本は15歳。いっぽうの加賀は55歳の大女優だった。

「加賀さんは“ちゃんと覚えてきなさい!”と叱責したそうです。先輩である東山紀之さん(59)も事態を聞きつけ、松本さんを注意したといいます。以降松本さんも自覚が芽生え、高いプロ意識を身につけるように。それから四半世紀が経過し、NHK大河ドラマで主演を務めるほどの存在になりました。

加賀さんと松本さんは“衝撃の初対面”から逆に交流を深め、2人で食事に行く仲に。加賀さんに門出を見届けてもらい、感慨もひとしおでしょう」(前出・芸能関係者)

前出の音楽関係者は言う。

「今回のライブは今までよりももう一段クオリティが引き上げられた印象。しかしそれがかえって、“これで最後なんだ……”と惜しい気持ちにもさせられます。

メンバーやファンにとってはもちろんですが、ライブを支えるスタッフにとっても今回が最後の嵐のライブ。本番が始まると舞台裏でも自然と拍手が起きたり、思わず涙ぐむスタッフもいたと聞いています」

かけがえのない一瞬一瞬を、戦友たちとともに走りぬく!

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