《人生色々人も色々です…幾つになっても勉強になります》

4月9日、アメブロに公開した記事でこう綴ったのは、俳優の黒沢年雄(82)。前日に公開した記事での主張が物議をかもしていたが、これが勉強になったようだ。

黒沢は8日に「思いやりと気遣いと融通とは」と題した記事を公開。横浜市内のホテルにあるフィットネスクラブ会員の黒沢は、駐車場代が無料ということもあり、ホテル地下のパン屋で買い物をして帰ることが多いというのだが、ある日のこんな出来事を明かした。

《ある時そのパン屋でいつもより少なく買い物した…駐車場のスタンプを押し忘れ,クラブ迄戻るのが面倒なので駐車券にスタンプを初めてお願いしたら,パンの購入金額が少ないので押せないとの事…今まで何十回と購入して来た事か!》

まさかの“仕打ち”に、黒沢は《とても嫌な気持ちになり…それ以来そこのパン屋では購入する気になれなくなった…人間にはちょっとした思いやりと気遣いがお客様の心を掴む…融通をきかせないと…彼女は機転が効かないのか(他のスタッフには何回かスタンプの件を言われたが、事前に貰っているから断った事がありました)》と不満を漏らす。

さらに、スタンプを押さなかったスタッフを《教育したい…》という本音を綴ると、《僕がホテルのメンバーでお店の常連客だと知っているはず,それなりの臨機応変の対応は必要だと言う事…杓子定規ではいけませんですよ…》と“説教”を展開。そして、最後にこんな皮肉で締めくくった。

《ひとりのお客を逃しましたね(笑)》

しかし、スタッフはあくまで規定に従ったに過ぎず、仮に親切心でスタンプを押したとしても、後に問題になった際に注意されるのは黒沢ではなくスタッフだ。それを“融通が利かない”と責める“筋違い”ぶりに、記事を取り上げたネットニュースのコメント欄や、Xではこんな疑問の声が上がった。

《まるで「自分は常連だからサービスしろ」と言っているようで、黒沢さんの要求は傲慢だと思う。また店が気を利かせて臨機応変な対応をすることはあるかもしれないけど、少なくともそれは店が判断することで、客が要求する事では無いと思います》
《「個人のマナーや気遣い」という情緒的な要求を、組織の「運用ルール」よりも優先させるべきだという前時代的な価値観が露呈している》
《駐車スタンプを忘れたのは自分のミスだろう。パン屋の店員に「常連には融通をきかせろ」と教育するのか。それで「客を一人失った」などの捨て台詞は格好悪過ぎる。冷静になって店員に謝ったほうが良いのでは》

黒沢の記事を取り上げたネットニュースは複数あるが、コメント欄のほとんどが上記のような批判一色の炎上状態。

黒沢は9日に公開した記事で、《パン屋のお話し…反響を読むと僕も若い…半分反省もありますね(シユン)…黙って行かなければいい話し…》と切り出し、冒頭のように続けたのだが、下そこまで気にしている様子でもないようだ

《しかし何でこんなに影響力があるのかな…トランプよりも筋が通っていると思うが(笑)…まぁ世の中、賛成と反対が半々だったらいい話しですがね…日本は幸せな国だ!たかがパンされどパン…パンパン?!》

アメブロでは「大御所部門」の書き手の一人として執筆する黒沢だが、これまでに何度も自身の価値観と世間との“ズレっぷり”が問題になってきた。

「黒沢さんのブログはかなりストレートな物言いが特徴。昨年8月には、かつて通っていた鰻屋を10年以上ぶりに訪れたところ、《がっかり…タレが塩辛く甘味もなくしょっぱい感じ!友人も同じ事を言ってました。有名店の奢りと勉強不足としか思えない…もう行く事もないと思います》と辛口評価。さらに、同月に公開した別の記事では、いわゆる“闇バイト”問題を一刀両断。世の中には仕事であふれ“月に50万円稼ぐのは簡単”だとし、《そんな簡単に出来るわけないだろうと反論する輩がいるだろう…その輩は何をやっても上手く行かない》と“体育会系”価値観を押し出していました。いずれの記事に対しても、“舌が衰えただけでは?”“現実見えてない”などの指摘が起こっていました」(WEBメディア記者)

“炎上”という今回の高い勉強代が無駄にならなければよいのだが……。

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