インスタグラムやYouTubeで日々のファッションやレシピを提案するインフルエンサー・きょうこばぁばさん(66歳)。軽やかなグレーカラーのショートヘアが印象的です。
白髪染めを卒業したらおしゃれがもっと楽しくなりました
長年続けていた白髪染めをやめて、60代を迎えてからグレーヘアにしたきょうこばぁばさん。すると、思いがけない変化があったそう。「明るい髪色になったら、敬遠していた華やかな色の服が映えるんです」
以来、プチプラの服や新しいアイテムにも積極的に挑戦しているそう。
「若い頃は余計な見栄に振り回されて失敗も数知れず(笑)。でも、年齢を重ねて自分にとって心地いい服、似合う服がわかった今が、いちばん素直におしゃれを楽しめている気がします」
柔軟な感性でファッションを楽しむきょうこばぁばさんが実践する、おしゃれのルールや工夫をご紹介します。
白髪は染めない。手間がなくなり、髪質も改善
「白髪が気になり始めた頃から髪を黒く染めていましたが、ある日、鏡を見て年齢相応に老けた顔と、若々しい黒髪の組み合わせに違和感を覚えたんです」。そこで、62歳のときに、白髪染めをやめることに。「ショートヘアだったのも幸いし、8か月ほどで本来の色に。周りからも好評で、染めることによる髪の傷みもなくなっていいことずくめです」
プチプラをあなどるなかれ。トレンドを知る場所にも
季節の変わり目に“パトロール”するのが、ユニクロ、GU、ZARAなどのプチプラブランド。「店舗に並んだ服を見ることで今年の流行がつかめます。
首元は隠さない。存在感のあるものを重ねて
年齢が出る首元は、つい隠したくなりますが、あえて視線を集めるチョーカーやネックレスを重ねづけ。「シンプルな服にアクセサリーで変化をつけるのが好き。気になるところは思いきって見せた方が悪目立ちしません」
明るい色を積極的に取り入れる
原色を1枚で着るのは抵抗がある場合、白いシャツやカットソーを間にはさむのもおすすめだそう。
「マイ定番」も定期的に見直す
スカートよりも断然パンツ派。「チノパン一辺倒はやめ、サイドにポケットのあるワークパンツも取り入れました。裾をまくってはいたり、シルエットの変化を楽しんでいます」
ファッションや、“じぃじ”や娘家族との日々のごはんを紹介するインスタグラム(@kyokoba_ba)が話題を呼ぶ。
<取材・文/石井絵里>