2025年の夏も猛暑の予想! 暑さ対策は必須です。昨年の夏は対策商品の売り切れが続出し、欲しい時に購入できなかったので、今年は早めに準備することにしました。


売り切れ必至!? ワークマンの580円Tシャツ、“-10℃ひ...の画像はこちら >>
そこで気になったのが、ワークマンの「氷撃冷感-10℃」と謳っているTシャツ。

580円というリーズナブルな価格なのに、-10℃の冷感を感じられると話題で、夏には品薄になってしまうかも? その実力を確かめるべく、試してみました。

ワークマン「氷撃冷感-10℃プリント半袖Tシャツ」

売り切れ必至!? ワークマンの580円Tシャツ、“-10℃ひんやり”の実力を正直レビュー
ワークマン「氷撃冷感-10℃プリント半袖Tシャツ」580円
 ワークマンの「氷撃冷感-10℃プリント半袖Tシャツ」は、なんといってもその価格の安さが魅力的! たったの580円で「氷撃冷感-10℃」が体感できるというのは驚きです。その上、吸水速乾、抗菌消臭、UVカット、反射材付きと、付加されている機能も充実。機能性もあるのにリーズナブル価格で、本当にそんなに冷たく感じるの? と、正直なところ半信半疑でした。

 まず、手に取ってみると、つるりとした肌触り。触れた瞬間にひんやりとした感触があり、「これは期待できるかも?」とワクワク感が高まります。

 着心地は、サラリとしていてスポーツウェアに近い印象です。早速、ジムで試してみることにしました。

汗をかくと冷たく感じる不思議

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-10℃温度差の実験グラフ(室温20°C湿度65%の環境下で、温水(50°C)を0.5ml滴下し、拡散した範囲の温度変化を測定したもの)
 トレーニングを開始し、じんわりと汗をかきはじめると、背中や脇のあたりにひんやり感が! 確かに冷却機能が働いているようで、汗をかき、Tシャツと接している部分がより涼しく感じます。さらに、屋内ジムで空調の微風が当たる場所に移動すると、ひんやり感がUP。風がある環境では、よりひんやり感を実感しやすいようです。

 また、汗をかいても生地がすぐに乾き、汗染みが目立たないのも嬉しいポイント。これならスポーツやアウトドアだけでなく、通勤や普段着としても活躍しそうです。


とはいえ、期待しすぎも禁物

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生地表面
 30分ほど運動し、汗をしっかりかいた状態でも、不快なベタつきはほぼなし。吸水速乾機能のおかげで、快適な着心地をキープできます。しかし、「-10℃の冷たさ」と言われると、そこまでの劇的な冷たさは感じませんでした。汗をかきはじめのひんやり感は確かにあるものの、それ以上の強い冷たさを期待すると、少し物足りなく感じるかもしれません。

 使用後は、そのまま洗濯機に入れて洗濯。洗濯後もシワになりにくく、タグの注意書きには「アイロンはあて布使用」と書かれていますが、アイロンなしでも問題なし。気軽に洗えて、すぐ乾くところもポイントが高いですね。

在庫切れ注意! 買うなら早めが吉です

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氷撃冷感-10℃プリント半袖Tシャツの機能(接触冷感・吸水速乾・抗菌消臭・UVカット・反射材付き)
 ワークマンプラスの店舗では、カラーによってはすでにサイズ切れが発生していました。実際、筆者も欲しかったブラックのSサイズが品切れで購入できず……。ワークマンの商品は、毎年本格的な暑さが来る前に売り切れてしまうことが多いので、気になる方は早めにゲットするのがおすすめです。

 580円という破格の価格ながら、冷感機能や吸水速乾など、夏を快適に過ごせる工夫が詰まった「氷撃冷感-10℃プリント半袖Tシャツ」。

「本当に-10℃?」という部分では期待しすぎは禁物ですが、暑い夏を少しでも快適に乗り切るためのアイテムとしては十分にアリ! 筆者自身、家族用に1枚追加で買いました。スポーツジムはもちろん、夏のレジャーや日常使いにもぴったりの一枚です。


<文・写真/栗山佳子>

【栗山佳子】
損害保険会社で情報誌の編集に携わったのち、生活情報誌、住宅情報誌の編集を経てフリーランスに。現在はライターとして、ライフスタイルやスマホ関連の記事を中心に執筆中
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