移動手段もホテルも気の向くままに、食べて食べてたべまくるベトナム縦断の旅がテーマのコミックエッセイ 『おいしいベトナムひとり旅』。

 同著は、著者であるまえだなをこさんが、実際にひとりでベトナム各地を旅した様子を描いています。


「おいしいし、おしゃれだし、コスパがいい」ベトナムの魅力とは...の画像はこちら >>
ここではまえださんに、ベトナム旅行の魅力を伺いました。

「おいしいし、おしゃれだし、コスパがいい」ベトナムの魅力とは?食べまくりの横断ひとり旅<マンガ>
『おいしいベトナムひとり旅』


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『おいしいベトナムひとり旅』


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『おいしいベトナムひとり旅』


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『おいしいベトナムひとり旅』


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『おいしいベトナムひとり旅』


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『おいしいベトナムひとり旅』


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『おいしいベトナムひとり旅』


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『おいしいベトナムひとり旅』


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『おいしいベトナムひとり旅』


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『おいしいベトナムひとり旅』


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『おいしいベトナムひとり旅』


去年の台湾に続きベトナムへ。ベトナムの魅力とは

――2024年に出版された『おいしい台湾ひとり旅』に続いて、今回の舞台はベトナムです。ベトナムに旅行した理由を教えてください。

まえだ:
前回台湾に行ったときに、航空券が安かったので、ベトナムのハノイ経由で帰ってきました。そのときにベトナムをチラ見したら、おいしいし、おしゃれだし、コスパがいいし、ノスタルジーなロマンがあって、いいなーというのが頭に残っていて。

それからしばらくして、若干気分がへこんでいるときに、現実逃避でどこかへ行きたいタイミングで、近所にベトナム料理屋さんができて。ほかにも同時にベトナムっぽいものを同時多発的に目にしたので、「よし、ベトナム行こう」となりました。

――これまでまえださんは東南アジア一周など様々な国に行かれていますが、ベトナムの特徴や、旅するうえでの魅力はなんだと感じますか?

まえだ:
ベトナムは南北に長い国で、地域によって気候が違うし、文化もいろいろなので、都市を移動するとガラッと変わるのが楽しいです。

バックパッカー派から、リッチ旅派まで楽しめるのもいいです。リッチと言っても、ほかの国に比べてまだまだベトナムはコスパがいいという印象です。

リゾートホテルに泊まったとしても、路上のプラスチックの椅子に座ってチェー(ベトナムぜんざい)を食べると、両方の世界を体験できていいと思います。
わたしも、安価なゲストハウスに泊まりながら、おしゃれ高級カフェに行ったりもしました。

『おいしいベトナムひとり旅』のカバーイラストは、そのいろいろな世界が混在している様子を、ホーチミンのコロニアルでレトロなアパートのイメージにのせました。現地では、古いアパートがリノベしておしゃれスポットになっているのですが、カフェや雑貨屋が入居しているとなりの部屋では、昔のままのアパートとして人が普通に暮らしてたりするんです。観光と生活、新しいものと古いものが混在していて、まるでチェーのような……。そういうところに惹かれます。

旅行の醍醐味といえば“食事”

――タイトルに「おいしい」とあるように、たくさんのグルメが登場します。特に印象に残っている料理はありますか?

まえだ:
フエで食べた、一見何の変哲もない白玉団子のチェーです。漫画の種明かしになるので伏せますが、驚く味で、食べたときは「噓でしょ?」と思いました。

異国の食文化はだいたい異文化で面白いですよね。異文化に触れると自分の了見の狭さがあらわになって、がっかりした後、世界がばっと広がる感じがします。旅の醍醐味です。

あとおすすめなのが、ホーチミンのストリートで食べたコムタム(グリルした豚肉をのせた砕き米)。
ストリートフードっていう日本ではあまり経験することのできないシチュエーションのおかげで、よりおいしく感じました。

――フエ、ホイアン、ニャチャン、ホーチミン、そしてハノイを旅されていますが、各地の印象をそれぞれ教えてください。

まえだ:
フエは新市街は賑やかな地方都市、旧市街はのんびり古都。ホイアンはフォトジェニックな黄色いコンパクトシティ。ニャチャンはいい感じのぬるい空気が漂っている港町。例えるならば静岡県の伊東です。ホーチミンはハイセンス大都会。そしてハノイは、意外と冬は涼しいので、暑いのが苦手な人も行ける南国という印象です。

――本著の執筆で特に気合が入っているところ、おすすめのポイントを教えてください。

まえだ:
ベトナム地域別・名物料理表です。北部、中部、南部は全土の定番からストリートフードまでスイーツ、ドリンク表も充実させました。次行くときに何を食べようかなって計画の参考にしていただくのはもちろん、現地に旅のお供として持って、指さし注文に使えることを目指しました。

旬のフルーツカレンダーも、旅行計画の参考にしたり、「現地では今このフルーツがあるんだ、市場で探してみようかな」と使ってもらいたいです。
本書はもともとKindleで自費出版していたものを書籍化したのですが、書籍化にあたって全部の食べ物をよりおいしそうにブラッシュアップしたのも見どころです。紙版はモノクロですが、電子書籍版はフルカラーになってますので、そのへんも楽しんでもらえると思います。

<取材・文/女子SPA!編集部>

【女子SPA!編集部】
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