それぞれのスケジュール上、夕飯の時間がどうしても家族バラバラになってしまう我が家。作ったものはお皿に盛ってラップをかけて保存しておくのですが、食器の材質によってはラップが貼り付かないものも……。


 そこで取り入れてみたのが、100円ショップのダイソー(DAISO)で見つけた「食器用キャップ式カバー」という、食器の上からかぶせて使うユニークなアイテム。これまで食品保存において不便に感じていたことを解決してくれた一方、もっとこうだったら……という惜しい点も。詳しく紹介していきたいと思います。

まるで小さなシャワーキャップ!ダイソーの食器用カバー

もう「ラップ」にイラッとしない! くっつかない・もったいない...の画像はこちら >>
 ダイソーの「食器用キャップ式カバー」は食器にかぶせることでホコリの混入を防ぐ、いわばラップと同じ役割を果たしてくれるアイテム。おかずのお皿などに最適な直径13~15cmのタイプと、ボウルなど大きめの食器に対応する直径18~21cmの2サイズがあり、どちらも1袋20枚入りで税込110円です。

もう「ラップ」にイラッとしない! くっつかない・もったいない問題を救う“100均のカバー”に「その手があったか」
キャップ式カバー
 見た目は完全にミニシャワーキャップ。ポリエチレン製の透明なフィルムのふちに伸縮ゴムが入っていて、食器にかぶせた時にぴったりとフィットするようになっています。

用途に合わせてサイズを使い分けできる

もう「ラップ」にイラッとしない! くっつかない・もったいない問題を救う“100均のカバー”に「その手があったか」
キャップ式カバー
 小さなサイズはお茶碗や汁椀、おかず用のお皿などに重宝します。ラップが貼り付かない材質の食器にも使用でき、かぶせるだけなのでラップのように切る時に失敗したり、くっついてしまうことがありません。

もう「ラップ」にイラッとしない! くっつかない・もったいない問題を救う“100均のカバー”に「その手があったか」
キャップ式カバー
 18~21cmの方はボウルやメイン用のお皿、20cmくらいまでの鍋やフライパンにも◎。キャップ式カバーの耐熱温度は80℃なので、鍋やフライパンには冷めてからかぶせるようにしています。

 汁やソースなどが内側に付着して汚れてしまった場合は使い捨て感覚で処分しますが、食品が触れていない場合は何度か繰り返し使っています。

鍋を冷蔵庫へ入れる時のあの悩みも解消


もう「ラップ」にイラッとしない! くっつかない・もったいない問題を救う“100均のカバー”に「その手があったか」
キャップ式カバー
 鍋を一時的に冷蔵庫へ入れる時にネックなのが、「鍋のフタの持ち手がかさばる」こと。高さのない段に入れたい時に持ち手がぶつかってしまって入らないことも……。

もう「ラップ」にイラッとしない! くっつかない・もったいない問題を救う“100均のカバー”に「その手があったか」
キャップ式カバー
 そんな時にはフタの代わりにカバーを使えば、持ち手の高さを気にすることなく省スペースへの収納が叶います。


 鍋に作り置きしてあとで火にかけて温め直す予定の料理も、保存の際にフタを使うと洗い物が増えてしまうため、なるべく使いたくないな……と毎回思ってしまう筆者ですが、カバーをかけておけばフタの出番いらず!

電子レンジ・オーブンの使用はできないので注意

もう「ラップ」にイラッとしない! くっつかない・もったいない問題を救う“100均のカバー”に「その手があったか」
キャップ式カバー
「食器用キャップ式カバー」は電子レンジ・オーブンの使用はできません。そのため我が家では電子レンジで温め直すものにはラップ、サラダなどの冷たいものや常温保存でOKの料理にはキャップ式カバーと使い分けています。

 ラップの弱点だった「くっつかない材質もある」という点をカバーしてくれて、さらにはかぶせるだけでOKと使い方も簡単。シーンによって普通のラップとうまく使い分けることで、料理の一時保存がこれまでより快適におこなえるようになりました。

 たっぷり20枚入りでコスパも良し! リピ買い必至の我が家のHITアイテムです。

<写真・文/鈴木美奈子>

【鈴木美奈子】
雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。
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