「つい濃く描きすぎてのっぺりとした眉になる」「描いた眉が自前の眉となじまず浮く」など眉にまつわる悩みを抱えていませんか?

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 今回は美容ライターの遠藤幸子が、自然な眉に仕上がり、落ちにくいと人気の「セザンヌ ブラシ付アイブロウ繰り出し」638円(税込)を試してレビューします。

「セザンヌ ブラシ付アイブロウ繰り出し」ってどんな商品?

「え…私の眉毛、なんか変?!」40代の“眉毛悩み”にセザンヌ“638円アイテム”が効く!自然な眉が長持ちするワケ
セザンヌ ブラシ付アイブロウ繰り出し
「セザンヌ ブラシ付アイブロウ繰り出し」は、繰り出しタイプのアイブロウペンシル。2×3mmの楕円芯で、当てる面を変えながら思い通りの眉が描けます。
反対側にはコンパクトなスクリューブラシが付いていて、毛流れを整えたり、ぼかしたりできるのも便利です。

「え…私の眉毛、なんか変?!」40代の“眉毛悩み”にセザンヌ“638円アイテム”が効く!自然な眉が長持ちするワケ
セザンヌ ブラシ付アイブロウ繰り出し レビュー
 なめらかな描き心地。力を入れずに描くことができ、描いた箇所がバレるような不自然な仕上がりにはなりません。また、ベタッとした仕上がりにならないため、麻呂眉の方が使用しても自前の眉と描いた部分との質感の差が出にくいのも魅力的です。

色展開も豊富で「ピッタリ」が見つけられる

 色展開は全部で6色。麻呂眉の方に特におすすめしたいのは、「05 ナチュラルグレー」と2025年8月下旬に発売されたばかりの「06 ビターグレージュ」。グレー系が2色もあると、自分にぴったりの色を見つけやすいでしょう。

筆者の持論ですが、黒髪の人の場合、脱色など特別なことをしていない限り、自前の眉に最も近い色はグレーだと思っています。あとは、濃さや黄みと青みの匙加減など微妙なニュアンスの違いで選べば、自分にとってぴったりなカラーを選べる可能性が高いです。

 そのため、女性だけでなく、男性も使いやすい印象です。また、脱色などで自前の眉色を変えている場合にも、色展開が豊富なことから、自分に合う色を選びやすいと言えます。

 水・汗・皮脂に強く落ちにくいウォータープルーフ。描き足した部分の眉は前髪で擦れて落ちてしまうこともあるので、モチがいいのはポイントが高いです。


48歳・麻呂眉の筆者が試してみたら


「え…私の眉毛、なんか変?!」40代の“眉毛悩み”にセザンヌ“638円アイテム”が効く!自然な眉が長持ちするワケ
ブラシ付アイブロウ繰り出し 比較
 筆者自身も麻呂眉なので、使う色は「05 ナチュラルグレー」と「06 ビターグレージュ」で迷いました。「05 ナチュラルグレー」は、グレーで少しクールな印象。一方「06 ビターグレージュ」は、ほのかに黄みを含んで柔らかく軽やかな印象です。

 筆者の瞳の色は明るい茶色なので、「06 ビターグレージュ」のほうがマッチしているように感じました。そこで、今回は「06 ビターグレージュ」でレビューします。

他のアイテムとの併用は必要なし

 いきなり眉を描き足そうとすると、最初は色が出にくいと感じました。手に何度か描き出してから使用するのがおすすめで、そのほうがスムーズに描けます。

 いつも使用しているアイブロウペンシルが3種類ありますが、そのどれよりも描いた部分がわかりにくい、まるでパウダーで描いたような自然な仕上がりになります。そのため、ニュアンスチェンジ以外の目的ではマスカラやパウダーといった他のアイテムを併用する必要はないと感じました。

「え…私の眉毛、なんか変?!」40代の“眉毛悩み”にセザンヌ“638円アイテム”が効く!自然な眉が長持ちするワケ
アイブロウ仕上がり 比較
 また、スクリューブラシも複数所持していますが、そのどれよりもコンパクト。小回りが利き、眉頭の辺りに使いやすいと感じました。

 手持ちのアイブロウペンシルも落ちにくい処方のものがほとんどですが、こちらの製品は特に落ちにくいと感じました。筆者の場合いつもより前髪で擦れて落ちにくく、お直しの頻度が減りました。

うまく使いこなすポイントは?


 とても気に入りましたが、うまく使いこなすためにおさえておきたいポイントがあると感じました。

「え…私の眉毛、なんか変?!」40代の“眉毛悩み”にセザンヌ“638円アイテム”が効く!自然な眉が長持ちするワケ
ブラシ付アイブロウ繰り出し
 1つ目は、他のアイブロウペンシルを使うときにも共通することですが、眉を描く周辺にパウダーを塗っておくこと。
そうすることでペンシルが滑りにくくなり、スムーズに描けると感じました。

 2つ目は、前述の通り手の甲などに何度か描き出してから使うこと。そのほうが描き出しがスムーズになり、思い通りの眉が描きやすいと感じました。

色々なアイブロウアイテムを使ってきたけど

 アイブロウもペンシル、リキッド、パウダーと足りない眉を描き足すアイテムはさまざまなものを使ってきました。パウダーはしっかりと発色するものを選び、描きやすいブラシを使わなければ麻呂眉が自然に足りない眉を描き足すのは難しいと感じています。

 リキッドは落ちにくいのは嬉しいものの、描いたときに薄かったり、少しブレやすかったり。かなりの種類を試しましたが、描きやすさと仕上がりにおいて満足し、リピートする製品には出会えていません。

 筆者にとって欠かすことができないのは、モチがよく、描きやすいペンシル。とはいえ、描いた部分が目立つものもあり、必ず最後にスクリューブラシでぼかして、ぼかしすぎて薄くなった部分をまた描き足す作業が必要でした。

 けれど、「セザンヌ ブラシ付アイブロウ繰り出し」なら濃く描きすぎることも、描いた部分がバレることもなく、1本で自然な仕上がりに。まるでパウダーで描き足したようなふんわりとした軽やかさも気に入っています。他のアイテムを併用しなくても十分な仕上がりになるので、時短にもなると感じています。


<文・写真/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケアアンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachikoendo_
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