長袖を着るようになっても、インナー次第で快適さが全然違うんですよね。ただ、その一方で悩ましいのが“透け感”で、何色の「エアリズム」を着ればいいのか迷ってしまうことも――。
そこで今回は、白のトップスに合わせて4色の「エアリズム」の色ごとの透け感を比べてみました。“ベージュ一択”だろうと思っていたら、まさかの展開に……?
「エアリズム」は秋冬に着てもいいんです!
UNIQLOの代名詞「エアリズム」――。水分を素早く吸収して乾かすドライ機能や、吸湿・放湿機能、接触冷感機能、さらには消臭機能などを兼ね備えた「エアリズム」は、春夏向けの機能性インナーのイメージが強いですよね。そのため衣替えシーズンになったら、秋冬向けの温かいインナー「ヒートテック」と差し替える人も多いかもしれません。
ところが、UNIQLO公式サイトによると、秋冬も「エアリズム」が活躍してくれるというではありませんか。例えば、暖房が効いた場所で過ごす人や暑がりな人、体を動かす人の体温調整・汗対策に役立つんだそう。秋冬に「エアリズム」だなんて、これは意外!

購入したカラーは、大本命のベージュとピンク、ホワイト、そしてブラウンの4色です。

サイズ:M(バスト80-86cm)
素材:ナイロン65%、キュプラ25%、ポリウレタン10% (47% リサイクルナイロン繊維を使用)
4色の「エアリズム」、白Tを着た時に1番透けないのはどのカラー?
UNIQLO公式インスタグラムでは、白Tの下に“透けにくい”4色のカラー、ホワイト、ピンク、ベージュ、ブラウンの「エアリズム」を着て透け感を検証。ピンクが1番透けなくて、次がベージュ、ブラウンは背中を中心にやや透け感あり、ホワイトは気になる程度の透け感あり――という結果でした。
筆者もまったく同じラインナップで試していきます!

ホワイトはどうでしょう……
まずは、ホワイトから。襟元がくっきりと透けています。

背中側は、細いストラップのラインまでわかりますよね。

イチ押しピンク
続いては、UNIQLOイチ押しのピンク。やんわりとした薄めのカラーです。
背中側にはほぼ透け感なしですが、1位ではなさそうな予感……。

大本命!ベージュ
そして、大本命のベージュ! 肌色と例えるのにぴったりなカラーです。“白Tといったら、ベージュのインナーが鉄板”で育ってきた筆者は、着る前から1位を確信していたのですが……。

襟元にごく薄いラインが見えなくもありません。ピンクよりは透けていないから暫定1位ではあるのだけれど、肌との境界線が若干目立っているかも。
背中側を見てみると、ピンクと同様にほぼ透け感なしです。

期待薄のブラウンは……?
最後は、期待薄のブラウン。
これまでの3色に見られた襟元の透け感が、ほぼありません。ストラップやアームホールも存在感がなく、まるでインナーを着ていないんじゃないかと思うレベル。
もちろん、背中側にも透け感なし。


逆に、肌の色が明るく赤みがある人にはピンク、肌の色が明るく黄みがある人にはベージュが馴染むのかもしれません。
品質表示ラベルは、肌当たりのやさしいプリント仕様。凹凸がないから、より体にフィットします。フィット感も、透け感をなくすための重要なポイントです。
検証結果――白Tを着た時に透けないインナーは、肌に近い色。ということは、季節によっても変わってきそうですね。
筆者の場合はブラウン、革命でした!
気になった人は、店舗やオンラインストアをチェックしてみてくださいね。
※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。
<文・撮影/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi