8月に日本で行われた音楽フェス「サマーソニック(サマソニ)」で感動的なステージを披露したラテンの歌姫カミラ・カベロ。それから約1か月後、彼女がその素晴らしい歌声を響かせたのは、なんとファンの結婚式。
たまたまホテルで出会った新郎新婦の披露宴で、即興パフォーマンスを行ったという。

「日本に来てくれてありがとう」8月のサマソニで圧巻ステージ

 8月に出演したサマソニでは、最新アルバム『C,XOXO』からの楽曲を中心に、「ハバナ」や「セニョリータ」といった大ヒット曲を織り交ぜたセットリストで臨んだカミラ。純白の衣装をまとい、白い大きなセットの上から登場すると観客席のあちこちから「かわいい!」と歓声があがったそう。

 いったんパフォーマンスが始まると、そのパワフルな歌と踊りで会場を圧倒。SNSでは「本当に良かった」「日本に来てくれてありがとう」と絶賛する声が相次いだ。

結婚式前日「歌ってもらえませんか」と頼まれた

 それから約1か月、カミラがその素晴らしい歌声を披露したのは、ファンの結婚式。9月20日に行われたファンのウエディングセレモニーに飛び入り参加し、2019年のヒット曲『ファースト・マン』を生で歌っていたのだ。

 米誌ピープルなど現地メディアによると、カミラは式前日の19日、米中西部アイオワ州のホテルのバーで、ある女性ファンとその家族と遭遇。女性から「明日の結婚式では『ファースト・マン』で父親とダンスする」と聞かされたうえ、「式で歌ってもらえませんか」と言われたとのこと。

 超売れっ子歌手だけにスケジュールの都合など色々ありそうなものだが、カミラは新婦のお願いを快諾。翌日の結婚式で即興パフォーマンスを披露することになったという。

 新婦のいとこがインスタグラムに投稿した動画では、黒のドレスを着たカミラが自身の口でこう説明している。

「昨日ホテルにいたら、(新婦の)ケリーとそのご家族に偶然会ったんです。そして『あなたの曲『ファースト・マン』で父娘のダンスをやるんです』と言われました」
「『ファースト・マン』は私にとってすごく特別な歌。
私のお父さん、そして私が結婚するときのことについて書いた曲なんです」
「父娘のダンスの瞬間の一部になれたことを嬉しく思います」

4年越しでゲットした彼氏とくっついたり離れたり……

 カミラはキューバ・ハバナで生まれ、幼少期に米マイアミへ移住。2012年にオーディション番組「The X Factor」(アメリカ版)に出場したことをきっかけに、5人組ガールズグループ「フィフス・ハーモニー」のメンバーとして活動をスタート。2016年末にグループを脱退し、ソロ活動を開始した。

 ヨーロッパ最大級の音楽授賞式「MTV EMA」で多数受賞し、世界で最も権威のある米音楽賞「グラミー賞」にたびたびノミネートされるなど、今や世界的な知名度と人気を誇っている。

 私生活では、「セニョリータ」でコラボしたカナダ人歌手ショーン・メンデスと2019年から交際をスタート。音楽界きってのイケメンであるショーンとは、4年越しの思いを実らせて結ばれたという。

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 交際期間中はアツアツの仲良しカップルとして知られた2人だが、2021年に破局。しかし、その後も2人の仲睦まじい様子がたびたび目撃され、くっついたり離れたりを繰り返していたとみられている。

 1年前くらいからは、ドバイの億万長者の御曹司ヘンリー・ジュニア・シャルフーブ氏とのロマンスが囁かれるように。今年7月には、スペイン・イビサ島のビーチでイチャつくふたりの様子がキャッチされた。

 御曹司のボーイフレンドとの恋の行方、そしてカミラ自身が将来どんな結婚式を挙げるのか、今から楽しみだ。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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