SNSで話題になっていた、ファンデーションを使わずに、美容液コンシーラーとブラシだけで完成させるベースメイク。厚塗りを防ぎながら気になる肌悩みはカバーし、薄膜で仕上げられる方法です。


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 目の下のクマとCゾーンの肝斑が気になる現在48歳の筆者が試してみたやり方、結果などレビューします。

SNSで話題「ファンデなし、コンシーラーだけでメイク」は40代もアリ? 48歳が試した結果が「想像を超えていた」
エクセル エシリアル セラムコンシーラー

今回使用する美容液コンシーラーは?

 プチプラで今回のメイクに使えそうなものはないかパトロールしてみました。すると、2025年8月19日に発売された、「エクセル エシリアル セラムコンシーラー」全4色、限定1色/1760円(税込)がちょうどいいと感じ、試してみることに。

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エクセル エシリアル セラムコンシーラー
「エクセル エシリアル セラムコンシーラー」は、保湿成分など美容液80%も配合したコンシーラー。高いカバー力がありながらもツヤも出てナチュラルな仕上がりになります。また、保湿力が高いので、乾燥が気になる秋冬は乾燥しやすい目元、口元にも使いやすく重宝しそうです。

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画像:PR TIMESより
 定番色は4色、限定色1色が発売されました。シミやくすみ、ハイライトとしても使えるベージュ系2色(ER01、ER02)と、目元のくすみをカバーするのに適したアプリコットピンク(ER03)。それから、赤みをカバーするのに適したグリーン(ER04)、限定色として発売されたのはくすみカバーやハイライトとしても使え、透明感を出すブルー(ER05)というラインアップです。

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それぞれのコンシーラーを塗るおすすめの箇所(画像:PR TIMESより)

ファンデーションを使わず、どんなふうに仕上げるのか?

 ファンデーションは使いませんが、化粧下地は付きやモチをよくするために使ったほうが良いです。厚塗り感を出さないようにしたほうが自然な仕上がりになるので、化粧下地はさりげないトーンアップ効果とカバー力を兼ね備えたものがおすすめです。

 逆にカバー力が非常に高い化粧下地は、厚塗り感が出てしまう可能性があり、避けた良いと筆者は感じました。フェイスパウダーは、お好みで使用可。

<美容液コンシーラーとブラシだけで仕上げるベースメイクのやり方>

 化粧下地を塗り終えたら、美容液コンシーラーを塗ります。
このとき、複数色使用する場合は、気になる肌悩みに合った色のコンシーラーをそれぞれ塗る方法があります。けれど、筆者の肌悩みは、目の下のクマと肝斑。

 そのため、今回は肝斑もカバーできそうな筆者の肌色より若干暗めのベージュ系コンシーラー(ER02 ナチュラルベージュ)と、クマカバーできるER03 アプリコットピンクの2色でメイクしてみました。ER02 ナチュラルベージュは、ファンデーションとしても使えることが公式サイトでも明記されています。

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エクセル エシリアル セラムコンシーラー
 塗り方は、目の下のクマが気になる部分に点で、ER03 アプリコットピンクを付属のチップで置き、それを先端が丸みを帯びたコンシーラーブラシで軽く叩き込むようにしながらなじませました。

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エクセル エシリアル セラムコンシーラー
 次に、ER02 ナチュラルベージュをTゾーンに薄く線で塗り、頬にはそれぞれチップを寝かせて横に線を引いてフラットなファンデーションブラシで伸ばしました。肝斑がある場所から塗り、フェイスラインに向かって徐々に薄くなるように塗っていきました。

気になる仕上がりは? クマや肝斑はカバーできたのか

 筆者の頑固な黒クマは残念ながら、ER03 アプリコットピンクだけではカバーしきれず、もう少しオレンジ寄りのコンシーラーがいいと感じました。けれど、クマがそれほどひどくない人ならカバーできる可能性があります。

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Before After エクセル エシリアル セラムコンシーラー
 素晴らしかったのは、ER02 ナチュラルベージュ。元々コンシーラーでカバー力が高いため、肝斑がかなり目立たなくなりました。それでいて美容液が多く配合されているせいか、厚塗り感が出ず、自然な仕上がりになりました。

 筆者の肝斑はそれほど濃くはないので、濃いシミの場合は重ね塗りしたり、別のコンシーラーを重ねたりしなければならない可能性もあります。


実際の使用感は? モチと時間の経過による変化


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エクセル エシリアル セラムコンシーラー
 ファンデーションよりも硬めのテクスチャー。スーッと伸びるというよりは、肌にフィットしながら伸びる印象があります。ストレッチ性に優れ、表情の動きに合わせてフィットする印象があり、1日中使用してもヨレたり、ひび割れたりすることがありませんでした。

 また、通常のファンデーションよりも崩れにくいと感じました。製品によるとはいえ、一般的にファンデーションのほうが素肌感は残る印象がありますが、あれこれ部分的に重ねないことによって仕上がりが均一である印象が強いです。

 そのため、薄膜で通常のファンデーションよりも完成度の高いベースメイクができると感じました。ただ、ファンデーションとして使えるベージュ系カラーが1色展開なので、今後明るいベージュのER01との中間色が発売されると嬉しいと思いました。

<文・写真/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケアアンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachikoendo_
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