今回は、青果のプロフェッショナルである小林青果株式会社の果物担当 代表取締役社長の岩本良一氏、野菜担当 専務取締役の末嶋美則氏に、毎日の食卓を豊かにする秘訣を伺いました。「おいしいミカンの選び方」から「意外と知らない野菜の栄養」「もったいない食べ方」まで、知っておくと役立つ情報が満載です。
みかんは、忙しい現代人にとって手軽にビタミンを補給できるスーパーフード。せっかく食べるなら、やっぱり美味しいものがいいですよね。そこで今回は、老舗の青果仲卸会社「小林青果株式会社」が長年の経験で培った“目利き力”をもとに、美味しいミカンを選ぶポイントを4つ教えてもらいました。
1. 濃いオレンジ色を選ぼう
プロが推薦するのは、濃いオレンジ色のミカン。これは太陽の光をたっぷりと浴び、甘みが増している証拠なのだそう。「10月に出回る緑色の極早生ミカンは昔は酸っぱいのが当たり前でしたが、近年は品種改良が進み、しっかり甘さを感じられるものが増えてきました。『酸っぱいから』と敬遠していた人も、久しぶりに食べてみると驚くかもしれませんよ」
2. ヘタは茶色くて小さいものがベスト
逆に、ヘタの大きいミカンは成長が早すぎて大味になりやすいので避けるのがおすすめです。
3.知る人ぞ知る、デコボコの「菊みかん」
「デコボコの要因は、ミカンの成長過程で乾燥することでストレスがかかるため。
見た目は少し悪いかもしれませんが、「菊みかん」は甘くておいしいみかんの“目に見える証”。見つけたら迷わず手に取るべき逸品です。
4. 握り心地は「柔らかくしっとり」
意外と知られていない野菜・果物の栄養価
次に伺ったのは、「意外と知られていない野菜や果物の栄養価」について。普段なんとなく思い込んでいたことが、実はまったく違っていた──そんな新発見がありました。実は、旬の野菜や果物はおいしいだけでなく、栄養価もぐっと高くなるもの。ここでは、思わず誰かに話したくなる“意外と知らない栄養の豆知識”をご紹介します。● ナスはアンチエイジングの強い味方
ナスは栄養がないと思われがちですが、あの紫色の色素成分「ナスニン」には抗酸化作用があり、免疫力アップとエイジングケアに役立つといわれています。
「ナスは1株で約3カ月間、次々と収穫ができる野菜です。成り始めのナスは皮も果肉も非常に皮が柔らかく、株が終わるころには皮が固くなっていきます。その違いは、手に取っただけでわかるほど」
ハウス栽培ものに切り替わる晩秋から初冬は、「知る人ぞ知る」ナスのおいしい時期なのです。
“もったいない食べ方”にも要注意
最後に、栄養やおいしさを逃してしまう“もったいない食べ方”についてもご紹介します。実は、多くの人が何気なく続けている習慣の中にも、知らず知らずのうちに損をしている食べ方があるようです。● イチゴは食べる直前にヘタを取るのが正解
イチゴのヘタは食べる直前に取るのが正解だそう。先に取ってしまうと風味や鮮度が落ちてしまいます。
● エノキの石づきは捨てないで!
また、エノキの石づきを切り落としすぎるのもNG。実はこの部分は旨みの宝庫なのだとか。必要最小限の手入れで、食材の持ち味を最大限に活かすことが大切です。
私たちが見落としがちな「食材の隠れた価値」を知ることで、日々の食生活がより豊かになるかもしれません。次回のお買い物では、ぜひこれらのポイントを意識してみてはいかがでしょうか。
<文/女子SPA!編集部>
【女子SPA!編集部】
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