40代だけど、正直、フルメイクはしんどい。でも、何もしないと一気に老け見え。
いろいろ試した結果、結論はシンプルでした。「眉・まつげ・リップ」この3つだけでちゃんとして見えます。全部やらなくていい。最低限でいいのです。

 49歳美容ライターの遠藤幸子が、「眉・まつげ・リップ」だけでちゃんとして見えるメイクを紹介します。

顔の印象は眉で決まる

 40代の顔は、眉でほぼ決まります。眉が薄い、短い、ぼやけている……、それだけで一気に老け見えすることも。逆に言えば、眉にきちんと存在感が戻るだけで、顔全体が引き締まり、きちんとしている人に見えます。

 とはいえ、完璧を目指すと時間がかかり、やる気も削がれがち。大事なのは、完璧な形を目指さず、今の顔立ちに合う自然な太さと形に整えるだけでいいのです。

おさえておきたい。40代の眉のポイントは3つ

メイクキャンセル界隈なら、3点だけやればOK!49歳でも老け見えしない“最低限メイク”の正解
眉毛のメイクポイント
 (1)少し太さを残す

 細すぎる眉は、それだけで古い印象に。目の縦幅の約3分の2を目安に、気持ち太めを意識しましょう。
特に黒目の上は削りすぎないこと。ここが薄いと目元の存在感が弱まり、顔全体がぼやけて見えます。

 まぶたのたるみなどで目ヂカラが落ちやすい40代こそ、黒目の上に適度な厚みを残すのが正解。黒目が強調され、顔の重心が上がり、自然なリフトアップ効果が生まれます。

(2)眉尻は短くしない

 眉尻が足りないと、顔全体が間延びした印象に見えます。小鼻と目尻を結んだ延長線上まで描くと、顔の輪郭が締まります。

(3)色は髪より少し明るめ

 眉色は、髪よりほんの少し明るめがベスト。重たさが抜けて、ぐっと垢抜けた印象になります。

 とはいえ、40代は、自眉がまばらな人や部分的に薄くなっている人も多いです。いきなり明るくするのではなく、まずは自眉に近い色のペンシルで足りない部分を補い、眉の土台を整えるのが先。

 描き方はシンプルで、ペンシルで足りない部分を1本1本描き足し、その上からパウダーでふんわりぼかす。それだけで自然な立体感が生まれます。


 仕上げに眉マスカラを使って、毛流れを立ち上げながらほんのりトーンアップ。これで一気に今っぽい印象に。

 眉が整うと、他のパーツが多少ラフでも不思議なくらい気になりません。極端な話、ベースメイクが薄くても、アイメイクが最小限でも、眉さえあれば顔は成立します。

アイメイクは、まつ毛ビューラーだけでもいい

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まつ毛メイクの比較
 やることはシンプル。ビューラーで根元をしっかり立ち上げ、毛先に向かって軽くカールをつけます。角度は、上げすぎないのがコツ。まぶたに当たらない程度に、自然なカーブを意識しましょう。

 まつ毛の量が元々多く、長さがある人はマスカラを省いてもOK。無理に盛らないほうが、かえって上品に仕上がります。

 マスカラを使う場合は、ロングタイプよりもカールキープを重視。ティッシュオフしてからサラッとひと塗りして、重ねすぎず、ダマを作らないことが大人のまつ毛の鉄則です。

 まつ毛が上がると、黒目がはっきり見え、目が縦に開いた印象に。
結果として、顔全体の重心が上がり、自然なリフトアップ印象が生まれます。40代の目ヂカラは、線で囲むよりも、上向きでつくるのが正解。ナチュラルなのにちゃんとして見えるのは、そのためです。

顔色を左右するのは、リップ

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リップの比較
 40代の疲れた顔に見える原因は、顔色の変化によるものです。くすみや血色不足で、昨日と同じメイクでも冴えない日があるのがこの年代。だからこそ大事なのは、その日の顔色に合ったリップを選ぶこと。塗った瞬間に顔がパッと明るく見える色を基準にします。

 しかも、ツヤのあるリップをひと塗りするだけで印象はグッと垢抜けます。マットよりも、光を集める質感のほうが肌もきれいに見えるからです。

 塗り方はシンプル。輪郭をきっちり取りすぎず、唇の中央に少し重ねて立体感を出す。それだけで自然なふっくら感が生まれます。リップを塗るだけで、きちんとメイクしている人の顔に。
血色は、40代に欠かせない清潔感です。

40代のポイントメイクは、3つだけでも十分

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 フルメイクをしなくても、ベースを完璧に仕上げなくてもいい。眉で骨格を整え、まつげで目を開き、リップで血色を足すだけで、ちゃんとしている人に見えます。

 40代のメイクは、足し算より引き算。全部やろうとするから、しんどくなるのです。メイクキャンセル界隈でも大丈夫。眉・まつげ・リップ。この3つを整えれば、顔はきちんと成立します。

<文・写真/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケアアンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachikoendo_
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