(台北中央社)外交部(外務省)は26日、米ワシントンの駐米国台北経済文化代表処(大使館に相当)で、職員9人の新型コロナウイルス感染が新たに分かったと発表した。24日にすでに2人の感染が確認されており、同処職員の感染者は計11人になった。
蕭美琴駐米代表(大使に相当)は検査の結果、陰性だった。だが、感染した職員との接触歴があったため、在宅隔離措置を受けているという。

外交部によれば、24日に職員2人の感染が判明したのを受け、代表処は25日、この2人と接触していた職員に検査を実施した。

領事ロビーは一時的に封鎖し、各種申請は一律で郵送での受け付けに変更するとしている。

(陳韻聿/編集:名切千絵)