同署の関係者によると、直近4週間の感染者のうち、感染が最も多かったのはコクサッキーA16型で、次いでコクサッキーA6型が多かったという。
羅報道官は、直近2週間に医療機関を受診した感染者の増加ペースは下がっているとし、来週には横ばいまたは減少に転じる可能性があると分析。ただ、今後も感染状況を観察する必要があるとした。
また10月27日から11月2日にかけて台湾全土で329クラスが学級閉鎖となり、同時期としては過去4年間で最多だったとした。
同署は、エンテロウイルスの感染力は強く、成人も子供も感染のリスクがあると指摘。成人は症状が軽かったり風邪のような症状しかなかったりすることが多く、乳幼児への感染につながるとし、手洗いの慣行を呼びかけた。
(曽以寧/編集:齊藤啓介)