この祭りは、台湾で信仰される神「王爺」を乗せた木造船「王船」を燃やす儀式が営まれることで有名。頼総統は館内で展示される王船の開眼を行い、文化館の開館時間なら3年に1度ではなくいつでも見られると語った。没入型展示を通じ、祭りに参加したような感覚が味わえると述べた。
また文化は自分たちの根であり、民族の魂だと強調。自分たちが文化への認識を深める時、人民は団結し、この土地のために尽力できるようになると語り、文化館設立の重要な意義だとした。
式典には総統府の潘孟安(はんもうあん)秘書長や李遠(りえん)文化部長(文化相)、周春米(しゅうしゅんまい)屏東県長らが出席した。
(黄郁菁/編集:齊藤啓介)