1億3000万年前の恐竜時代の翼竜(翼を持つは虫類)の化石が、タイで初めて発見された。
マティチョンの報道によると、鉱物資源局とマハーサーラカーム大学は20日、共同で会見し、東部サケーオ県ワッタナーナーコーン郡のプラプロン化石遺跡で、約1億3000万年前の前期白亜紀の地層で、翼竜の歯5本と顎骨の一部を発見したと発表した。
化石はグナトサウルス亜科に属する短い尾を持つ翼竜の一種で、翼を広げた長さは約2.5メートル。東南アジアで確認されたのは初めて。
長年、タイの古生物学に貢献したフランス人古生物学者に敬意を表わし、「ガルダプテルス・バフェタウティ(ガルーダの翼)」と名付けたという。