ロイター通信によると、台湾海峡を北から南に向けて航行したのは米海軍のミサイル駆逐艦と調査船。米インド太平洋軍のマシュー・コマー報道官は、艦艇が通過したルートについて、いかなる沿岸国の領海にも属していないとした上で、全ての国は公海を自由に航行し、上空を自由に飛行できるなどと強調したという。
国防部によれば、台湾海峡周辺で活動した中国の軍用機は11日午前6時までの24時間に延べ32機、12日午前6時までの24時間に延べ30機。うち暗黙ラインの「中間線」やその延長線上を越えたのは、それぞれ延べ22機と延べ23機だった。
(呉書緯/編集:齊藤啓介)