同委員会によれば、プロジェクトには高雄科技大学の創新設計学部と外国語学部応用日本語学科が協力。同大は昨年にも福岡工大と交流した。学生らは地域の里長(町内会長)や果樹園の園長など地域住民の熱い歓迎を受けたという。
同委員会は、楠西区には豊かな自然資源と、台湾を構成するエスニックグループの一つ、客家の文化資産があると説明。地方創生の流れの中で、国際交流や若者の参入を通じてイノベーションを引き起こす必要があるとした。その上で、今回の小旅行で得られたアドバイスを通じて、文化の深みや観光価値を備えた客家集落の発展モデルを構築したいとの考えを示した。
(張栄祥/編集:田中宏樹)