外交部によると、林部長は同党の有本香事務総長、梅原克彦特別顧問らを交え、地域情勢や台日間の経済貿易産業協力、双方共通の関心事項などについて意見交換したという。
林部長は、台日がともに中国の防衛ライン「第1列島線」の戦略的に重要な位置にあり、国防や安全保障面で極めて密接な関係があると指摘。水素エネルギーや無人機、鉄道建設、循環経済、スマート医療などの分野での協力を強化する意向を示した。
百田代表は台湾は日本の重要なパートナーで、運命共同体だと強調。日本と台湾が協力して中国などの強権国家の脅威に対処すべきだとし、党として台湾の政府や民間各界との交流の深化に全力で取り組む考えを示した。
(呉書緯/編集:齊藤啓介)