協定には台湾医師会の周慶明理事長と日本医師会の松本吉郎会長が署名。台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の蔡明耀副代表や日本医師会の角田徹副会長らが立ち会った。
周氏はあいさつで、今回の協定締結は制度化された双方の長年の友好関係のたまものだと指摘。双方が将来、健康や命、平和のための協力に向け、新たな土台を固めたとの認識を示した。
松本氏は台湾医師会からの提案によって、これまでの友好関係を友好医師会協定の締結というより確固たる形として締結することができたと言及。両医師会にとって喜ばしいことだと述べた。
台湾では11月12日は医師の日(医師節)に当たり、台北市内では同8日に関連の記念式典が開かれる。両医師会の執行部による定期的相互訪問の実現を目指し、周氏は式典への参加を松本氏に要請した。
(楊明珠/編集:荘麗玲)