(台北中央社)滝波宏文農林水産副大臣が4日、台湾を訪問した。日本の現職副大臣が台湾を訪れるのは2017年以来8年ぶり。


2017年には赤間二郎総務副大臣(当時)が訪台した。中華民国(台湾)が1972年に日本と断交して以来、大臣の訪台は一度もない。

滝波氏は5日、今回の訪台について、自身のX(旧ツイッター)で「参議院議員としての政務での出張であり、公務ではない」と説明している。

滝波氏は日本と台湾の関係強化を目的とした超党派議員連盟「日華議員懇談会」のメンバー。台湾出身の女性と結婚しており、国籍欄への「台湾」表記を可能とする戸籍法施行規則改正実現に尽力した。

(編集:名切千絵)
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