民進党は、高市氏を台湾の揺るぎない友人だとした上で、民進党と自民党の関係は友好的かつ深いものだと強調。高市氏のリーダーシップの下、台日両国が経済貿易、安全保障、科学技術協力などの分野でパートナー関係を深化させ、台日関係が新たな段階に進むことを望むとした。
また自民党とは、国会議員が外交や防衛などについて話し合う「外務・国防2プラス2」や青年局の交流などを良好な土台として、引き続き常態的な交流プラットフォームを構築していきたいと語った。
外交部(外務省)も同日、高市氏に対し「心からの祝福の意を表する」との林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)のコメントを発表。台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)に対し、直ちに政府を代表して祝電を送るよう求めたとした。
その上で、外交部は今後も既存の良好な意思疎通を基礎に、「総合外交」の理念を堅持し、自民党と全面的な実質協力を深め、より緊密な台日関係を構築し、手を携えてインド太平洋地域の平和と安定、繁栄を促進したいと意欲を示した。
(温貴香/編集:齊藤啓介)