条例案は昨年11月27日に行政院院会(閣議)で決定され、立法院(国会)に送られたが、国民党と民衆党の反対により、手続きが進んでいない。米政府は先月17日、155ミリ自走りゅう弾砲「M109A7」や高機動ロケット砲システム「ハイマース」など8品目を盛り込んだ総額111億540万米ドル(約1兆7100億円)規模の台湾向け武器売却を承認し、議会に通知した。条例案ではこれらの武器も調達内容に含まれている。
国防部はこの日、春節(旧正月、今年は2月17日)を前に報道陣向けの取材イベントを行い、台北市の空軍松山基地で臨時記者会見を開いた。
黄氏は米国からの武器調達手続きについて、議会通知後に米議会で問題がなければ、国務省から引合受諾書(LOA)が台湾側に提示され、LOAへの署名後に米政府が製造元と契約し、製造、引き渡しの段階に進むと説明。米国防総省国防安全保障協力局(DSCA)の運用規定により、LOAの第1版が決断のタイミングとなり、有効期間内に署名しない場合、調達案は最初からやり直しになるという。有効期間は価格によって異なり、通常は45日、長くて60日、短い場合は15日とされているとした。
黄氏は、LOAへの署名は立法院の同意を根拠とし、立法院で予算が可決されなければ署名できないと説明。特別条例案の審査が長期化すれば、武器調達案は白紙に戻ることになるとの認識を示した。
(呉書緯/編集:名切千絵)








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