(台北中央社)台湾で創設された、幼稚園児から高校生までを対象とした数学コンテスト「WMI世界数学招待大会」の総決勝大会(世界大会)が7月に千葉県で開かれる。日本での開催は2019年の福岡以来、2度目となる。
台湾からは選手と保護者を合わせて600人余りが訪日し、5日間の滞在期間中には周辺地域の観光名所を巡る。

世界大会は2013年に第1回が開催され、今年で11回目。世界各地で開かれる予選で一定の基準を満たした参加者が、総決勝大会に進む。WMIには現在、アジアを中心に38の国・地域の団体が加盟している。今年は少なくとも27の国・地域の選手が参加する見通しで、世界中から選手1500人と保護者を合わせ、約2500人が訪日すると見込まれている。

今年の総決勝大会の開催地を千葉に選んだ理由について、参加者の送客などを担う耀動国際旅行社(新北市)の蘇建任総経理(社長)は、選定基準には現地行政の支援や会場、交通などがあると説明。日本の他の都市からも声掛けがあったものの、最終的には交通面での利便性を考慮して千葉に決定したと明かした。千葉県が台湾からの教育旅行の受け入れを積極的に進めており、教育旅行分野ですでにつながりがあったことも一因になったとした。

総決勝大会開催に当たっては、国際会議や展示会、学会といった「MICE」の誘致に取り組む公益財団法人ちば国際コンベンションビューローが会場手配などで支援する。同財団は大会を通じ、参加各国における千葉県の認知度向上や、学生間の国際交流の活性化などを図っていきたいとしている。

(名切千絵)
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