静岡県在住の20代女性・名古屋のネイキッドさんは2018年の7月中旬、当時の彼氏とのドライブに出かけた。
その帰り、車のタイヤがパンクしてしまい......。
<名古屋のネイキッドさんからのおたより>
2018年7月中旬のその日、私は当時の彼氏と静岡県葵区の山中をドライブしていました。
夕刻が近づきそろそろ帰ろうかという時、路面の段差が思いのほか大きく、タイヤがパンク。
修理器具も車から下ろしてしまっていて修理もできず、しかもそこは電波が通じず......。
待てど暮らせど人は通らず、ようやく来たのはバイク集団
山の中で周りには木しかなく、民家もありません。
少し待てば誰か通るだろうと思いましたが、待てど暮らせど人が通る気配はなく、2~3時間は待ったと思います。
そして、もう少しで日が落ちるという時、ようやく通りかかったのはバイクに乗った5~6人の集団でした。

その中の一人が電波がギリギリ通じる携帯を持っていて貸してくださりました。
また、一人だけいた女性が私の方へ寄ってきて、男性陣から少し離れた場所で「トイレは大丈夫?」と声をかけてくれました。
幸い催すことはなく大丈夫でしたがその女性は「念の為」と言い、迷うことなくビニール袋とティッシュを分けてくれました。自分が使う分だったろうに......。
バイク集団は颯爽と去っていき...
その間に彼氏が借りた携帯でJAFを呼ぶことができ、バイクのみなさんは颯爽と去っていかれました。
その後JAFが来るまでの3~4時間ほどは、誰も通りかかりませんでした。
もしあの時バイクの皆さんが通らなければ、電波の通じる所まで徒歩で下山するか、となっていたのでとても助かりました。

焦っていたので連絡先を聞かずに別れてしまい、とても後悔しています。
その節は本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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