急がば回れ。急いては事を仕損じる。
そしてそれはきっと、自然界でも同じこと。急ぎすぎたせいでおかしなことになってしまったヘビがX上で注目を浴びている。
2025年6月10日、東京都在住のXユーザー・猫ひさし(@nekohisashi919)さんが投稿したのは、わずか7秒の短い映像。
石段の上を、1匹のヘビが這っている。長い体の両端は写っておらず、どちらが頭かはわからない。
そのヘビは、はじめはややゆっくりと、ニョロニョロ動いて石垣の隙間の中へ入りこんでいく。
そして途中でスピードアップ。ギュンとしなってフレームアウトしていた左端が写った。

頭だ。このヘビ、器用にも後ろ向きに動いていたらしい。
そしていよいよ全身を石垣の中へ。

......と思いきや!

引っ込んだ勢いのまま、別の隙間から体が飛び出してしまった! そしてついには、頭まで。

こんなことって、あるんだ......。
このなんともあわてんぼうなヘビとの出会いについて、Jタウンネット記者は12日、猫ひさしさんに話を聞いた。
後方確認は大事です
生き物を探して歩くのが好きだという猫ひさしさん。
注目を集めたヘビとは、2024年4月28日、東京都内で遭遇したという。
「いつも通り、休みなので近所の山へ生き物を探しに行きました。
石垣からシマヘビが出てきてバスキング(日光浴)をしていたので、近くで見ようと近付きました」(猫ひさしさん)
シマヘビは警戒している様子だったため、猫ひさしさんもヘビが石垣に隠れるであろうことは予想していたそうだが、「飛び出すとは思いませんでした」と振り返る。
シマヘビの面白くも愛らしい姿には、X上で5万6000件以上のいいね(13日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「ヘビって可愛いんだなぁ」
「こんなに面白いヘビ初めて見た」
「こんなアホの子もおるんか笑」
「掃除機のコードをボタン押して収納する時みたいな勢いで草」
「勢いよく麺啜ったら鼻から吹き出たときみたいでめっちゃ笑いました」