2025年6月15日、兵庫県西宮市で21年営業したゲームセンター「プレイステーションネーブル西宮店」が、その歴史に幕を下ろした。

最後の営業日の夜、店内の機械の陰に潜んでいた〝一枚の紙〟が、Xユーザーたちの心を震わせている。

21年の歴史に幕を下ろす日...ゲームセンターに隠されていた...の画像はこちら >>
「筐体清掃してたら、機械の陰から発見。
うん、卑怯やん。
持ち帰らせて、見物しながら美味い酒を呑みます。
ありがとうございます!」

同店のXアカウント(@gameneeburu1)が15日夜、そう呟きながら投稿した写真。写っている紙には、こう書かれている。

「近所にゲーセンができた時はうれしかったです。ありがとうございました。」

きっと、オープン当初からネーブル西宮店に通っていた地元のお客さんなのだろう。短い文章だけれども、楽しかった気持ちとか、お店が閉店してしまう寂しさとか、スタッフへの感謝とか、いろんな思いが伝わってくるような、そんな手紙だ。それを、機械の陰にそっと置いておくなんていうのも、なんとも言えない切なさを感じる。

この投稿にはX上で6万1000件以上のいいね(19日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「粋なことしやがる」
「こんなん泣いてまうわ」
「学校帰りや会社帰りに来ていたのかなあ」
「内容も然ることながら、上手下手ではなく丁寧に書いたと伝わる良い字ですね」


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