もう使えないというほどでもないけど、万全ではない――そんな状態のヘアゴムをあまりにも的確に表現するワードを生み出したユーザーが、X上で絶賛を浴びている。
Xユーザーのえな鳥(@wani_kawaiinono)さんが2025年7月10日に投稿したのは、元から輪っかになっているタイプの黒いヘアゴム。
しかしキレイな輪っかではなく、一部が歪んでしまっている。
そうそう、ヘアゴムって使ってるとこうなっちゃうんだよね。まだ使えるには使えるけれど、もうそろそろ寿命を迎えそう......。そんな状態だ。
それを、えな鳥さんはこう表現しているという。
「ヘアゴムのまだギリいける状態のことを『米』と呼んでいる」
言われてみれば、たしかにこの楕円の一部が凹んでいる感じ、米粒そっくりだ!
これ以上ないくらいに的確に「まだギリいける状態」のヘアゴムを表した呼び方に、X上では10万件以上のいいね(11日夜時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「ヘアゴメ」
「いいセンスだ!」
「私もこれから米って呼ぼうかな」
「こういうの例えられる人、尊敬してる」
「米にしか見えなくなっちゃいました!笑」
Jタウンネット記者は11日、投稿についてえな鳥さんに話を聞いた。
米になったらすぐ発芽?
えな鳥さんは、以前から使い古したヘアゴムの形が米粒に似ていると感じ、なんとなく「コメ」とか「ヨネ」などと呼んでいたという。

「ひょうたんとか洋梨みたいになるときもありますが、だいたい『米』と呼んでいます」(えな鳥さん)
毛量が多いというえな鳥さんが新品のヘアゴムを使った場合、おおよそ1週間ほどで「米」の状態になるんだとか。
その後、1日ほどが経過すると、白いゴムの中身が飛び出して「悲しい姿」になるそうだ。
......発芽、と思えば悲しみも薄れるかもしれない。

話題のポストには同じような状態になっているヘアゴムの写真もたくさん寄せられた。
「皆さん引用でそれぞれの『米』を見せてくださって面白く拝見しておりました。『米』になるのはやっぱり私だけじゃなかったんだと思いました」