
南極の広大な雪原を移動するペンギンたちは、迷子にならないよう、彼ら専用の「ペンギン道」を作っているが、時に人間がつくった道を利用することがある。
南極を訪れた人間の男女カップルは、人間用の道の途中でロマンチックな時間を過ごしていたのだが、1羽のペンギンがこの道を利用するために現れた。
ペンギンは先に進みたいのだが、人間さんがロマンチック中なので辛抱強くじっと待ちつづけている。とても紳士的なペンギンだ。
人間カップルが道の真ん中でロマンチック
雪と氷に覆われた広大な南極で暮らすペンギンたちは、自分たち専用の通路、ペンギン道を作って移動することで知られている。
一方南極を訪れる人間は、ペンギンなどの野生動物を驚かせないように独自のルートを作り、目印に赤い旗を立てている。
だが頭の良いペンギンは、自分たちの道より人間の作った道のほうが便利であることがわかると、その道を利用する。
今回目撃されたのは、人間が移動に使う道だ。南極を訪れた男女カップルは、道の途中で、その壮大な自然に酔いしれ、ロマンチックに浸っていたようだ。
背後にいるペンギンの存在に気が付かずに…
そしてようやく気が付いたようだ。
カップルに道を譲ってもらうまで辛抱強く待ち続ける
カップルは背後にペンギンがじっと待っていることを知ると、すかさず道を開け、ペンギンを通してあげることにした。
女性はどうぞというジェスチャーを手ですると、ペンギンは「お先~!」てな感じでスタコラと道を進んでいった。
反対方面からもペンギンが来てるね。今度は彼らのロマンチックがはじまるのかな?
それにしても紳士的な対応をするペンギンだこと。
というかこの道は人間専用であることを知っていたので、人間に遠慮していたとかなのかな?
ちなみにこのカップルは南極探検のためにこの地を訪れたそうで、南極の動物や生態系について学んだという。
なのでカップルはペンギンを驚かせないように距離を保つガイドラインもしっかり守っていた。
だがペンギンはこの道を愛用していたのだから、まあしょうがないよね。
ちなみにこの動画には1300万もの驚異的な「いいね!」が付き、多くのコメントもよせられた。
・ペンギンは紳士的に決まってるじゃないか。だからこそ彼らは小さなタキシードを着ているように見えるんだ
・人間カップルが道を譲った後、上からもペンギンがきたけどもこの2羽のペンギンも抱き合ったりしたのかな?
・いつみてもペンギンの歩き方がかわいすぎる
・カップルがイチャイチャしている間、ペンギンが見ないふりしているようにしてるのかわいい