閉所恐怖症には地獄。ミラノのアパートにある棺桶サイズのエレベーター

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 古い建物が多く残るヨーロッパの国では、無理やりつけたような小さなエレベーターに出くわすことがある。それはたいてい建築法の改正後に設置されたもので、実際後付けされたものだという。

 イタリア、ミラノにあるエレベーターもまさにそれ系の「おひとり様サイズ」。しかもそのサイズ感が棺桶のようだとネットで話題となっていた。

 これは閉所恐怖症の人には無理ゲーだろう。

おひとり様、棺桶サイズのエレベーター

 ミラノのアパートに設置されているとても小さなエレベーターの定員は1名。まさにおひとり様サイズのエレベーターだ。

 このエレベーターを利用している様子がXに投稿された。

 投稿コメントにはこう書かれている。

ミラノのいくつかのアパートには「ポケットエレベーター」があります。このデザインは非常に小さく、大人1人がかろうじて入れるほどです。このエレベーターには欠けているボタンがあります。それは「パニックボタン」です

 確かに閉所恐怖症の人が利用したらパニックになるかもしれない。パニックボタンを設置してもいいかもしれない。

非常ボタンは見当たらないし。

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 このサイズはまさに棺桶サイズだとネットユーザーたちはざわめきだった。

 「これはエレベーターですか?それとも棺桶?[https://x.com/MarioNawfal/status/1872936030774362365]」とつぶやいてリポストする人も

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 ちなみに前回、フランス、パリにある激狭エレベーターを紹介したが、ミラノのエレベーターが狭すぎるのも同様の理由が考えられる。

 ヨーロッパの多くの都市では、歴史的建造物の保存が厳しく規制されており、建物の外観や構造に大きな変更を加えることが難しいため、既存の建物の内部にスペースを見つけて小型のエレベーターを設置しなければならない。

 建築法改正後にエレベーターの設置が義務化された場合、これらの建物では、元々エレベーターを設置するスペースが考慮されていなかったため、どうしても小さなエレベーターになってしまうそうだ。

 とは言え、閉所恐怖症じゃなくてもこのエレベーターに乗るのは怖いな。5階までなら階段を利用しちゃうな、私なら。

 万が一のことがあったらここが本当の棺桶になっちゃうのもやだしな。

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