
Google earthの衛星画像を見ていたユーザーが驚きの発見をした。まるで巨大な顔が埋まっているかのような地形を南極で発見したのだ。
人間の脳は効率的にできているので、例えそれが違うものでも、普段見知った形状のものに分類しがちだ。パレイドリアというやつだ。
おそらくこれもそうなのだが、立体的だし、目と鼻と口に見える部分の配置がもろ顔っぽいことに驚嘆するよ。
南極に埋まっていた巨大な顔
この発見はReddit[https://www.reddit.com/r/StrangeEarth/comments/1ie0ebw/possible_face_in_antarctica_google_earth_link_in/]に「南極の顔」というタイトルで投稿されたものだ。
南極大陸のロス海に面したヴィクトリアランドに位置しており、Google earthの座標「72°00’36.4″S 168°34’41.9″E」地点だそうだ。
さてこれが一体何の顔に見えるか?エイリアンと言う意見はもちろん、ゾロアスター教の悪神「アンラ・マンユ」に似ているという声も上がった。
他にも、「映画『プロメテウス』の削除されたワンシーン」、「アジア系の神か?」などという声も上がった。
「顔のように見えることは否定できない。これらの溝は、目、鼻、口として完璧な位置に配置され、形作られている。眉毛の膨らみさえある」という意見も。
この顔が現れた場所、ヴィクトリアランドはトランスアンタークティック山脈の一部を含み、険しい山岳地帯が多い。
19世紀、イギリスの探検家 ジェームズ・クラーク・ロス によって発見され、イギリスのヴィクトリア女王にちなんで命名された。
このような地形は、自然の浸食や風化、氷河の動きなどによって偶然形成されたものであり、顔のように見えるのは、「パレイドリア」によるものだろう。
それでもこれほどはっきり顔のように見えるものは珍しく、いやー、良いものを見せてもらったという感じだ。
パレイドリアによる目の錯覚はネット上でよく話題となる。NASAの撮影した火星の地形が「人面」にそっくりだとして話題になったよね。
でももしかしたら、パレイドリアを装いつつ、実は本当に何かの顔だったりする場合もあったりするかもしれないので、そこんところは注意が必要なんだ。なんとなくだけど。