
アメリカに住む茶トラ猫、クラッシュには、毎朝必ず行う大切な日課がある。それは、家族の一員である幼い人間の妹、コーラちゃんに真っ先に会いに行って、おはようの挨拶をして、触れ合うことだ。
クラッシュの飼い主であり、コーラちゃんの母親であるヘザー・ミースさんは、クラッシュの毎朝のルーティンを撮影し、SNSに投稿した。
ドアの前でずっと待機し、ドアが開くと猛ダッシュで妹に駆け寄り、頭を舐めてグルーミングするクラッシュ。本当にコーラちゃんを愛おしく思っているのがわかる。種は違うけど彼にとっては大切な幼い妹なのだ。
ドアの前で待機し、真っ先に妹に会いに行く猫
2025年2月16日にInstagramに投稿された動画は、ドアの前で座り込んでいる、茶トラ猫のクラッシュ(オス)の姿から始まる。
ドアが閉まっている間、クラッシュは何度も前足でドアを叩き、開けようとする。ミースさんの姿を見ると、「早く開けて!」と言わんばかりに鳴き声を上げる。
ミースさんが扉を開けると、勢いよく部屋に入り、ベビーベッドの隣に置かれたサイドテーブルに飛び乗るクラッシュ。
ベッドの中には、寝ぼけ眼のコーラちゃんの姿が。クラッシュはその姿を確認すると、妹の髪をペロペロと舐め始めるのだ。
コーラちゃんにとってもこれが朝のルーティンになっているようで、クラッシュが真っ先に来てくれるのを待ち望んでいて、嬉しそうにクラッシュに髪を舐めさせている。
彼女の金髪のふわふわした寝ぐせのついた髪は、クラッシュのグルーミングによって整えらていくようにも見える。
ミースさんが「おはよう!」と優しく声をかけるるも、クラッシュは「妹」の身だしなみを整えるのに夢中だ。
猫が示す人間の妹に対する深い愛情
ミースさんは「クラッシュはずっとドアの前にいて、コーラが少しでも動いたり、物音を立てたりするとすぐに反応し、廊下を落ち着きなく歩き回るの。そして誰かがドアを開けるのを待ち続けているの」と語る。
その行動は、コーラへの愛情の証そのものだという。
この投稿には、「クラッシュは本当に人間の妹を愛してるんだね!」「猫ってこんなに家族を大切にするの?」「朝のルーティンが可愛すぎる!」と、多くの反響が寄せられた。
猫は気まぐれな生き物と言われがちだが、実はこうした愛情深い一面を持っている。特に茶トラ猫は、フレンドリーで人懐っこい性格をしていることが多いとも言われている。
猫は新たに家族に加わった小さな人間と特別な絆を築くことができる。猫を飼っている人なら、このような愛情深い瞬間を目にしたことがあるかもしれない。
猫は幼い子供に対しては、特別な愛情を示すことがあるようだ。