
新たに家を購入した夫婦は、引っ越しの日、前の所有者が花束とカードを置いて行ってくれたことに喜んだ。
カードには、引っ越しおめでとうという言葉と共に、驚くべき内容が記されていた。
引っ越してきたのは夏のことだったので、手紙のことはすっかり忘れていた夫婦だったが、それから半年以上が過ぎた3月、ついにそれはおきた。
家にマガモが姿を現し始めたのだ!この家は本当にカモ付物件だったのだ。
家を買うともれなくマガモがついてくる家
2024年8月に、イギリス・マンチェスターで中古住宅を購入したアンバー・ギルバートさんとその夫、マーヴィン・ギルバートさんは、前の所有者が残していったカードの内容をすっかり忘れていた。毎年4月にマガモたちがやってくることなど…。
だが2025年3月12日、いやおうなしにその内容を思い出す出来事が起きた。4月には少し早いが、さも当然のようにマガモのつがいが家にやってきたのだ。
第一発見者は夫のマーヴィンさんだ。このかわいらしいマガモたちに、ギルバート夫妻は「ロドニー」と「ジェス」という名前をつけた。
先住者が書き残していったように、この家では代々春になるとマガモたちがやってきて、餌を与えていたようだ。
ギルバート夫妻も先住者にならってマガモたちに餌を与え始めた。
どんどん増えていくマガモたち、毎日訪れるように
その後マガモたちは毎日現れるようになり、まるでそこが自分の場所のように振る舞い始めた。
アンバーさんはこう語っている。「彼らは玄関の前まで歩いてきて、クワッと鳴くんです。
最初は2羽だけだけだったが、仲間を連れてくるようになった。この家は春になると、マガモたちの面倒を見るのが風物詩となっていたようだ。
ギルバート夫妻は、マガモたちとの触れ合いを楽しむようになっていった。
現在も欠かすことなく毎日この家に訪れるというマガモたち。訪れるメンバーは日によって異なるが、オス1羽だけの時もあれば、つがいで来たり、3羽のオスが連れ立ってやって来ることもある。1日数回来ることもあるという。
現在、ギルバート夫妻の家の庭にはマガモ専用のミニプールが設置され、彼らが水浴びできるようになっている。
餌もたっぷり用意され、マガモたちは安心して過ごせる場所としてこの家を訪れている。
夫妻はまさか、マガモ付き物件だとは思いもよらなかったというが、今ではマガモたちのいる暮らしを楽しんでいるようだ。
よく考えたらマガモたちの方が先に住んでいたのだから、夫妻がその家を間借りしているようなものなのかもしれない。
ギルバート夫妻のTikTokアカウント[https://www.tiktok.com/@itsafaiththing]では、マガモたちの様子が更新されているので要チェックなのだ。