
犬にも好みがあって、ボール派もいれば木の棒派も、ぬいぐるみ派もいる。でもってこの犬は断然木の棒派だ。
だが残念なことにその棒はまだ棒の状態ではない。木から生えている枝の状態だ。
何が何でもこの棒を手に入れたい犬は必死に食らいついて離れないのだ。
最高の1本を見つけてしまった犬の反応
ドッグランのような、公園のような場所で運命的な出会いを果たしてしまった犬。その木の枝はまっすぐにピーンと伸びていて、抗えない魅力があった。
木の棒派の犬は、何が何でもこの棒を手に入れようと奮闘する。 何度もジャンプし、枝を口にくわえて、その力で木から切り離しにかかったのだ。
ジャンプして木の枝の先端に近い場所を口にくわえると、ぐいぐいと引っ張ってなんとか折ろうとする。
だが木の枝もまだ折れるほど弱ってはいなかった。だもんだから宙ぶらりんの状態になってしまい、落ちてしまうのだがそれでもあきらめない。
ノコギリがあれば簡単に切断できそうだけど、ドッグランや公園にノコギリ持参で来る人はいないだろうし、犬だから許されるものの(許されない)、一応木は公共物でもあるから、破損させることはできない。
何度も格闘をしている姿で映像は終わってしまうのだが、結局この犬はあきらめたのだろうか?それとも自分の戦利品として持ち帰ることができたのだろうか?
どうしても欲しいものは手に入れないと気が済まないタイプの人間なら、この犬の気持ちもわからなくもないだろう。
続きが気になるところだ。木だけに。とかそんなダジャレはいらないですね、そうですね。