愛情で買収?キャットショーの審査員にスリスリが止まらない、スフィンクス猫の猛アピール
Photo by:TikTok@catsssslin

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 キャットショーに出場したスフィンクス猫は、自分の出番になり台の上に乗った。すると二本足で立ち上がり、背後にいた審査員の女性にスリスリが止まらない。

  顔をクネクネと押しつけながら、キスの連打で猛烈アピールだ。

 愛情で審査員を買収しようとしたのかどうかはわからないが、その仕草が可愛すぎると話題になっていた。

審査員へのアピールか?愛情表現が止まらないスフィンクス猫

 TikTokで話題となっていたのはキャットショーの審査中の出来事だ。この時審査されていたのがスフィンクスという毛の薄い品種の猫である。

 猫は中央の台に乗ると、二足立ちになって審査員の女性の首もとに顔をすり寄せ、スリスリ、ペロペロの愛情表現が止まらない。

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審査員は公平に審査しなければならない。冷静さを保とうとポーカーフェイスを決めようとするも、あまりの甘えっぷりについ顔がほころんでしまう。

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 もちろんこの猫と審査員は初対面だ。もし「愛情炸裂賞」があったら受賞していただろう。

 猫の審査員をやっているくらいだから猫好きだ。たまらず女性は猫を抱きしめ、そのまま退場となった。

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 結局この猫が受賞したのかどうかはわからないが、少なくともTikTokユーザーたちの心を和ませた。

・私にはこの仕事無理だわ。

こんなんされたら買収されちゃうわ

・買収未遂で失格!

・スフィンクスが「今年は絶対勝つ」って言ってた

・審査員を愛情という賄賂で買収しようと?私なら完全にこの罠に引っかかる。

・猫版ハニートラップですね、わかります。

・私のスフィンクスもこんな感じ。すごくひとなつこいのよ。
➡・スフィンクスは愛情深いよね。うちの猫もいっつもスリスリ、誰にでもスリスリ

・あ!これ私の飼い猫だ。アイスクリームっていうの!このショーはアイスと妹のラビットが出た初めてのショーだったの

 なんとこの動画が話題になると、飼い主がコメント欄に降臨。

 この猫はアメリカ、オレゴン州セーラムで飼われているスフィンクスのメス、「アイスクリーム」ちゃんであることが判明した。

 飼い主である@silkysmoothsphynx[https://www.tiktok.com/@silkysmoothsphynx]さんが撮影した別角度からの動画も見ることができる。

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スフィンクス猫とは?

 スフィンクスは、1960年代にカナダで突然変異として誕生した無毛猫で、その後、選択的繁殖によって品種として確立された。

 名前の由来はもちろん、古代エジプトのスフィンクス像に似たミステリアスな外見からきている。

 ぱっと見はツルツルに見えるが、実はうっすらと産毛が生えている。

桃の皮のような細かい毛が全身を覆っており、触るとまるで温かいスエードのような感触なのだという。

 その性格は非常に人懐っこくて甘えん坊。飼い主の後をついてまわる“ストーカー気質”な子も多く、「犬のような猫」と称されることもある。

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 また、好奇心旺盛で遊び好き、社交的な性格も魅力のひとつだ。

 他の動物や子どもとも比較的仲良くできるため、家庭猫としての人気もじわじわと高まっている。被毛がないぶん寒さに弱く、冬場は服を着せたり、毛布にくるまったりして暖を取る姿がよく見られる。

 寿命は平均で12~15年ほど。適切なケアと健康管理がされていれば、20歳近くまで長生きするケースも報告されている。

 皮膚病や心臓疾患(肥大型心筋症など)に注意が必要だが、日常的な健康チェックを欠かさなければ、比較的丈夫な猫種とも言われている。

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