
3歳のゴールデンレトリバーの姉妹、アリスとティファニーは地面の土を掘り起こす遊びが大好きだ。
ティファニーが猛烈な勢いで穴を掘っている後ろには、ちょうど顔面に土がかかる位置でアリスが待機している。
どんなに土が飛んで来ようとアリスはその場を動かない。土が顔にかかるのも含めて、この遊びを楽しんでいるようだ。
穴掘り大好きゴールデンズ
TikTokユーザーの@gelsaさんは、4匹のゴールデンレトリバーたちと暮らしている。ウェスリーとシガニーが6歳で、、アリスとティファニーが4歳だ。
「彼らといると退屈する暇なんてない」という飼い主は、アリスとティファニーが土を掘って遊んでいる姿を撮影し、その動画を公開した。
一心不乱に土を掘っているのはティファニー。その後ろにいるのがアリスだ。
ティファニーが掘った土はピンポイントでアリスの顔面を直撃しているのだが、アリスはその場を動こうとしない。
顔面に何度も土のシャワーを浴び、どんなに顔が土だらけになろうとその場から離れない。
もうこうなると根性試しのような感覚?それともご褒美?
動画を見たユーザーたちの多くは「なぜアリスは逃げないの?」と疑問の声が多く上がった。
それに対し@gelsaさんは、「アリスはこれが大好きなんです」と答えている。
アリスは土のシャワーが嫌いじゃないことはわかったが、じっと動かない理由はもう1つあった。
ティファニーは穴掘りの達人でとても深く大きな穴を掘ることができる。アリスはその穴にとても興味があり、ティファニーが飽きると、自分がその穴に入り、続きを掘ることができるからだ。
つまり順番を待っていたのだ。
土に穴掘るのが大好きなゴールデン姉妹、「このまま彼女たちに穴を掘らせ続けたら、地下に巨大なトンネルネットワークが出来上がってしまうのでは」と心配する声もあがった。
そんでもって家の敷地から脱出されてしまう恐れもあるんじゃない?と思ったら、飼い主はちゃんと対策をしているそうで、毎回ちゃんと埋め直しているそうだ。
ちなみに、アリスが穴を掘っている時にはティファニーもちゃんと待っているようで、公平に仲良く土遊びを楽しんでいるようだよ。
ゴールデンレトリバーは19世紀、スコットランドで鳥猟(主に水鳥)でハンターが撃ち落とした獲物を回収する猟犬として交配改良された犬種だ。
獲物をやさしく口に咥えて持ち帰れるよう、大きくて柔軟な口を持っている。
そのため、ダックスフントやジャック・ラッセル・テリアのように、穴を掘って、地中の獲物を掘り出すタイプではないが、ゴールデンは知能が高く、作業意欲が強い犬種なので、「何かひたすらやり続けること」が好きだ。
アリスとティファニーにとっての穴掘り、「目的のある遊び」としてはまっていったのだろう。穴だけに。