
2015年、ソファに寝転がりゲームをしていると毎回猫のナラが体に飛び乗ってドサッと倒れる映像がSNSや海外掲示板で話題となった。
それから10年、2025年となった今でもナラは相変わらず、飼い主がゲームをするとその腕に包まれようと体に乗ってくる習慣は健在だという。
10周年記念として、新たな映像が公開され、飼い主と愛猫の確かな信頼関係と絆が再び話題を呼んでいる。
奥さんと共に家族に迎え入れた猫のナラ
ノルウェーの首都オスロ郊外の田舎町で暮らすジャーナリストのアレクサンダー・フレドリクセン=シュルテさんは、2013年に結婚した時、元々奥さんが飼っていた猫のナラを一緒に家族に迎え入れた。
ナラはノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンのミックスで、2010年5月18日生まれ。シュルテさんと出会ったのは3歳の時だ。
ゲームをしていると体の上に飛び乗りドサッと倒れ込む
ナラの得意技は、シュルテさんがソファに寝転がりゲームをしていると、体の上に飛び乗ってきてドサッと倒れることだ。
奥さんの話によると、ナラは子猫時代から人の体の上に乗って眠るのが好きで、その癖が「ドサッと倒れる」行動へと発展したそうだ。
シュルテさんは子供のころから猫を飼っていたけど、ナラのようなことをする猫は初めて出会ったという。
ナラが彼に飛び乗り、ドサッと倒れるようによこたわり、時にはゴロンと腕に抱かれる様子は1本の動画にまとめられ、2015年にネット上で大ヒットした。
10年たった今もドサッは健在
2015年に公開した動画が話題となって10年の節目を迎えた。更にナラにとっても記念すべき15歳を迎えた。
シニア猫となって今でも、相変わらず、シュルテさんがゲームをしていると、その体に飛び乗り、ドサッと横たわる行為は健在だという。
そこで2025年6月、新たに「ゲームをすると乗ってくる猫」の最新バージョンが公開された。
こちらのバージョンでは最新の「飛び乗りドサッ」も含められている。
猫といえばそっけない態度をとったり、ツンデレとして知られているが、実際には飼い主に対し、強い愛情を持っているという。
2020年のアメリカ・オレゴン州立大学の研究によると、猫は飼い主に対し、犬と同様、あるいはそれ以上に強い愛着を持っており、常に気にかけていることがわかった。
適度な距離をとりながら、飼い主に悟られないように常に見守っている猫もいれば、ナラのようにそばに寄り添うのを好む猫もいる。
ナラが飼い主の体の上に「ドサッと倒れる」無防備な子の行動も、まさにこの信頼と愛情の表れだろう。
ナラの人気は世界にも広がっており、特に外で雪遊びをしていた時に「入れてくれ!」と叫んでいる姿は有名になった。
ナラの最新情報はInstagram[https://www.instagram.com/living_with_nala/]かYoutube[https://www.youtube.com/@Living_with_Nala]でチェックできる。
追記(2025/06/25)
この記事を投稿した直後となったが、ナラは2025/06/25に虹の橋を渡ったそうだ。我々に笑顔と幸せを与えてくれてありがとう!