
飼い主は、猫のために心地よいベッドを用意しているのだが、なぜか夜になるとそこで寝ようとしない。その理由は子供部屋に設置している見守りカメラにとらえられていた。
猫は夜になると幼児が寝ている部屋に行くとベッドに飛び乗る。その気配を察した幼児は、猫をぎゅっと抱きしめると、布団に入れて一緒に眠る。
これが猫と幼児の毎晩の微笑ましい儀式なのだ。
なぜ猫は自分のベッドで寝ないのか?
Reddit(レディット)に投稿された動画が、あまりにもかわいらしすぎると話題を呼んでいる。猫と小さな子というカップリングだけですでに最高の和みが待ち受けていることはわかるが、さらにふたりだけの夜の儀式があまりにもかわいすぎた。
飼い猫には心地よい専用のベッドが与えられており、日中はそこで眠るのだが、夜はなぜか寝ようとしない。
その理由は、この家の幼い子と夜のひと時を過ごすためだ。
子供部屋へとやってきた猫はぴょーんと幼児が寝ているベッドへと飛び乗り、子供の頭に体を押し付けじっと待つ。
すると猫に気が付いた幼児は猫をぎゅっと抱きしめ、自分の布団へと誘導。
布団の中に猫を入れて抱きしめると、猫は慣れた様子でそのまま目を閉じ、子どもの腕の中で安心しきったように眠りについた。
この短い22秒間の映像は、瞬く間に拡散された。投稿者u/Zyxtriannは「なぜ猫が自分のベッドで寝ていなかったのかわからなかった…この映像を見るまでは」とコメントを添えていた。
猫と子供、ふたりだけの夜の儀式
子供が猫に向けた純粋な愛情は少し強引な形で現れる。
この子が生まれた時から猫はずっと見守ってきたのだろう。猫にとってこの子は我が子のようなもの。両者が育んできた深い絆が見て取れる。
「赤ちゃんが猫を少し乱暴に抱えても、猫はそのまま受け入れているのは100%信頼関係の証」、「うちの末っ子も猫と一緒にこうして寝ている。朝起きるとまるでぬいぐるみのように抱き合って眠っている」、「猫はこうすることでお互いが安全であることがわかっているんだ」と、ユーザーたちはコメントした。
猫は時に、同じ家族である人間の子を守ろうとすることがある。特に生まれた時から一緒にいると、その子に対してだけはとても寛容で、面倒を見ようとする。
それはメスであってもオスであっても同様で、猫にとって人間の赤ちゃんは庇護すべき対象となっている場合もあるようだ。もちろん個体差もあるけどね。