
普段は温厚で社交的、ほとんど吠えることがないゴールデンレトリバーのマチョはセラピードッグとしての資格も持っている。だが、非常事態となると話は別だ。
この日マチョは、これまで聞いたこともないような大きな声で、ある物体に向かって吠え始めた。
何事かと家の中にいた飼い主のアビーさんが窓から声をかけると、マチョは「緊急事態だ!」とばかりに、何かが迫っていることを示そうとその方向に飼い主の目線を誘導した。
果たしてその先にあったものとは?
ゴールデンレトリバーが吠えて知らせた緊急事態とは?
温厚でフレンドリー、セラピードッグとしての資格を持ち、人を癒すことも使命にするゴールデンレトリバーのマチョ(オス)だが、この時ばかりは別だった。
庭で遊んでいたところ、これまで見たこともない巨大な物体を目撃。
「これは緊急事態だ。家族に知らせなくては!」とばかりに、今まで家族が聞いたこともないような大きな声で吠え始めたのだ。
その声に気が付いた飼い主が家の2階の窓から顔を出し、「マチョ?どうしたの?」と声をかけるが、「空から怪しい物体が迫ってきている!こっちだ」と、自ら移動してその方向に導いていった。
熱気球から家族を守るため、マチョ吠える!
飼い主がマチョの移動した先の上空を見ると、そこには大きな気球が!
マチョは怪しい物体が襲来するんじゃないかと、家族を心配して大きな声で吠え、そのことを知らせたのだ。
飼い主がマチョに気球は危険じゃないことを知らせ、家に戻ってくるように言うと、マチョは吠えるのをやめ、家の中に戻ってきた。
普段はおとなしいマチョだが、今回は見慣れぬ気球に危機感を抱き、番犬のように大きな声で吠えることで家族を守ろうとしたのだ。
その姿に飼い主は感動し、家に戻ってきたマチョの頭をやさしく撫でた。マチョは自分が番犬の役目も果たせる凄い犬なんだよということを理解してもらえて、心なしかうれしそうだ。
この動画を見た視聴者は、マチョの使命感に感銘を受けた。
ちなみに熱気球のような空に浮かぶ巨大な物体に反応するのはゴールデンレトリバーだけじゃない。そう、ハスキーもね。