
アルゼンチン南部の乾燥地帯で、散水車から排出される水を浴びながら夢中で後を追いかける犬の姿がSNSで注目を集めている。
この地域は南半球に位置するため、季節は冬を迎えようとしている。
どこまでも水を追いかけついて回る犬の姿は多くの人々に笑顔をもたらした。
散水車を追いかけ水を浴び続ける無邪気な犬
撮影された場所は、アルゼンチン南部、ネウケン州リンコン・デ・ロス・ソーセスというパタゴニア地方の乾燥地帯に位置する町である。
この町は石油産業が活発で、乾燥した気候のため、道路のほこりを抑える目的で散水車が日常的に走っている。
話題になっていた動画には、散水車の後ろから出る水を浴びながら、犬が夢中で駆け回る様子が映されていた。
散水車はゆっくりと走っているので犬は容易に追いかけることができる。とは言えこれほどまでずっと追いかけるのはよっぽど楽しかったのだろう。
水分補給なのか?この日はたまたま暑く水浴びがしたかったのか?どこまでも散水車についていく犬。
動画の犬は首輪をつけておらず、おそらく野良犬か、この地域で住民たちが世話をしている犬かもしれない。
アルゼンチンには野良犬が多く存在しており、各自治体や市民団体、住民が自主的に不妊去勢や保護活動を行っている。
リンコン・デ・ロス・ソーセスのような町では、犬たちが町の風景の一部として受け入れられ、住民に見守られながら暮らしているようだ。
動画は追いかける途中で終わっているが、いったいいつまで散水車の水を浴び続けたのだろう?
もしかして運転手もわかっててゆっくり走ってたりする?