
最近ではネット通販でさまざまなものを購入できるようになり、ポチッとクリックする前にじっくり値段を比較するのも当然のこととなった。
できるだけ安く買いたいというのはみんなが思うところで、お得なタイミングを日夜チェックしているという人もけっこういるのではないだろうか。
さて、海外サイト・Simple thrifty living(シンプル節約生活)が、アメリカの各州におけるビールの価格を調査したようだ。
その結果、一番安い州と一番高い州の平均価格を比べると、なんとほぼ2倍もの違いがあることが明らかになったんだ。
【人気銘柄のバドライトとミラーライトの小売価格を調査】
調査方法は、各州において最大10ヵ所の郵便番号を選び、バドライト(Bud Light)とミラーライト(Miller Lite)の24本パックの小売価格を調べるというもの。
各州の地域ごとのばらつきをなくすため調査エリアは都市部と田舎を組み合わせており、2種類のビールの価格を平均してセント未満を四捨五入した。
また、平均価格とするのは小売価格のみで、リサイクル料といった追加で発生する税金等は含まれていない。
バドライトとミラーライトの24本パックを調査対象としたのはどの州でも販売されている有名な銘柄であり、特に24本パックが売れ筋だからだそうだよ。
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【イリノイ州とアラスカ州ではビールの価格が2倍以上も違う!】
それでは、アメリカでビール好きにとって最もうれしい州の発表だ。ビールの平均価格は一番安かったのはイリノイ州で15.20ドル(約1680円)。
続いてサウスカロライナ州15.32ドル(約1693円)、ニューヨーク州15.48ドル(約1711円)、ロードアイランド州15.98ドル(約1766円)、カンザス州・ミシガン州16.07ドル(約1776円)となった。
一方、アメリカでビールの平均価格が一番高かったのはアラスカ州で31.21ドル(約3449円)だった。
以降、ワイオミング州26.68ドル(約2948円)、ハワイ州22.39ドル(約2474円)、モンタナ州22.28ドル(約2462円)、テネシー州22.25ドル(約2459円)との順番になった。
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【アメリカでビール好きが住むべきなのはイリノイ州に決まり?】
Simple thrifty livingでは2017年にも同様の調査を行っており、その際もイリノイ州はビールの平均価格が最も安い州ベスト5にランクインしていたようだ。
地域によってこれだけ違うというのは輸送費の問題とかなのかな?
毎日ビールを欠かさず飲むという人にとってはビール代もバカにならないしなんとか安くあげたいところだけれどね。
References:Simple thrifty living / Thrillistなど / written by usagi / edited by parumo
記事全文はこちら:州によってこんなに違う。アメリカ国内のビールの値段 http://karapaia.com/archives/52271209.html