
ぶちやまだらな動物の毛の中には、人から見ると意味ありげな柄に見えるものもあったりするが、海外で「耳に自らの顔を宿す犬」が話題になっている。
ある日のこと、3歳のグレートデーンの飼い主がなにげなくフェイスブックに上げた愛犬の写真。
それが思いがけない反響を巻き起こした。
当初その理由がわからず困惑する飼い主だったが、寄せられたコメントを読んでびっくり。なんと愛犬の耳に本犬そっくりな犬の顔があるというのだ。
【愛犬フロイドを知り尽くしてたはずのエミリーさん】
エミリー・ビーストンさんの愛犬フロイドは3歳のオスのグレートデーンで、見た目はかなり威圧感がある。
フロイドのインスタグラムより
[画像を見る]
でも中身は温和でとってもキュート。彼にメロメロなエミリーさんはフロイドのフェイスブックまで立ち上げていて、つい最近まで彼のことならなんでも知っていると自負していた。
だがフロイドにはまだ秘密があった。
それが発覚したのは去年の夏。彼の写真を更新した時のことだ。
【写真を更新しただけで大反響。一体なぜ?】
当時、ボーイフレンドと一緒にフロイドの散歩に出かけたエミリーさんは、公園でフロイドの写真を撮ってもらった。
それを新たなプロフ写真として更新すると、フォロワーから予想以上の反響が巻き起こった。
「確かにフロイドはかわいい…けどずいぶん反応が多くない?」
その時点では、撮った彼氏もエミリーさんもなぜ盛り上がっているのかわからなかった。が、友人のコメントを見て仰天した。
【自撮りフェイスを宿す犬と評判になったフロイド】
友人の主張は「左耳のあたりにフロイドっぽい犬の顔が見える」というもので、なんと自撮りフェイスを宿す犬として注目を浴びていたのだ。
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画像は撮ったまんまで加工もないものだったが、みんながその錯覚に夢中になった。見える人も見えない人もコメントし、興味深いやりとりが続いたという。
そこでエミリーさんが海外掲示板に同じ画像を投稿すると「ドッペルゲンガーを宿す犬」というコメントも上がり、見えないという人も続出。そのためこんな画像を上げるユーザーも現れた。
・牛っぽくなったけどこうだと思う[画像を見る]
・まだ犬の顔が見えない人のために[画像を見る]
他には以下のようなコメントも。
・回文のような犬だな。
・その「顔」と目を合わせてはいけない。
・耳の中にまた顔があったりしてw
・なんか不安になる。
・見えなかった私は変なのか?
・うぁぁ…頭がぁぁ!!
・脳がやられそう
【タイミングが完璧だった奇跡の一枚】
にしても、なぜ飼い主のエミリーさんまで気づかなかったのだろう?彼女は表情豊かで愛嬌があるフロイドの顔を誰よりも愛しているが、今回の錯覚には驚くほかなかったという。
実はフロイドの耳がこう見えるのは複数の条件がそろったときのみで「目」にあたる部分は、しかるべき角度と位置で撮らなければただの耳にしか見えない。
そのため動いているフロイドの耳を見てもまずわからない。つまり今回の写真は素晴らしいタイミングで撮れたものだったのだ。
大好きな毛布を運ぶフロイド
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話題になってからは角度も意識?こっちは顔が見えるような
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これも耳に犬が見える?
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かくしてネットではすっかり人気者になったフロイドだが、彼自身はいつもどおりだ。
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80kgもある巨体でもまったく自覚無し。お気に入りの毛布に寝そべったり、みんなに甘えたりとのどかで幸せな日常を満喫してるようだよ。
References:reddit / instagramなど /written by D/ edited by parumo
記事全文はこちら:犬の中に犬がいた!?耳にリアルな犬を宿した風の模様をしたグレートデーン http://karapaia.com/archives/52271225.html
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