
日本でも浸透している宅配ピザは、生地やトッピングが自由に追加変更できるから、自分好みのピザを頼めるのもうれしい。
だが稀に、注文したものと違っていたり、いつもよりチーズがすごく少なかったり、なんて経験をしたことはないだろうか?
「ドミノ・ピザ」のオーストラリアとニュージーランド店では、全ての支店にAI(人工知能)搭載カメラを店内に設置し、ピザをモニタリングするというシステムが導入されたという。
これでピザの品質を徹底的にチェックすることで「頼んだやつと違う」「ペパロニが入っていない」「十分なチーズがのっていない」などの顧客の声に対応したりするのだそうだ。
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Domino's Pizza Checker Checked by DOM
【AI搭載カメラで調理過程をしっかり管理】
AIを搭載したカメラ「DOM Pizza Checker(ドムピザチェッカー)」は、オーストラリアとニュージーランドの全てのドミノ・ピザ店内の厨房に取り付けられ、ピザが顧客に届けられるまでの調理過程をしっかりと監視する。
この世界初のテクノロジーを使った試みにより、店内では製品の品質と一貫性を劇的に向上させ、「オーダーしたピザと違う」「ペパロニが入っていない」「十分なチーズがのっていない」「焦げている」などといった一般的な顧客の苦情を解決することができるようになるというわけだ。
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【全ての品質をチェックするスマート・スキャナー】
オーストラリアのドミノ・ピザ店CEO(最高経営責任者)のニック・ナイト氏は、「カットベンチの真上に設置されるドムピザチェッカーは、全ての品質をチェックするスマート・スキャナーです。DOMは、私たちチームメンバーとともに毎回働き、ピザを作り、焼き上げる手助けをしてくれます」と話している。
ピザの盛り付けや質、味を全ての顧客に満足してもらうことが、ドミノ側の最終目的だ。DOMの仕事は、ピザの写真を撮影して「正確な」ピザの画像と比較。更に、正しいトッピング、ピザの種類、トッピングの配置、焼き加減に基づいてピザを認識、分析、そして評価をし、スタッフが顧客の注文通りのピザに完成させるよう厳しくチェックする。
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また、準備中に顧客がオンライン上でピザの画像を見て確認することができるよう、行く行くはカメラ内に更なる機能が追加されることになるという。
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この新技術はまだ試験導入段階で、現時点ではオーストラリアとニュージーランドの独立したマスターフランチャイジーによって試験運用されている。
だが、今後はこの技術が顧客や店舗の運営にどのように役立つかということを学びながら、更に展開を推し進めていく予定だとドミノ側は話している。
私はドミノピザの「マヨじゃが」が好きで、クリスピー生地タイプ、じゃがいも抜き、もしくは「ドミノ・デラックス」クリスピー生地、ピーマン増量が好きで月に1度はくらいは注文する。
本当に稀にだけど、じゃがいもが抜いてなかったり、ピーマンが増量されてなかったりしたこともあるのだが、それが完璧になるというのなら素晴らしいシステムだ。
ドミノピザはアプリやPCで宅配注文すると、画面で配達員の現在地をGPSで確認できるのが楽しいよね。ついつい今どの辺にいるのか見てしまうし、あるタイミングになるとクーポンが当たる抽選があるから、見逃せないんだよな。
References:foxnews/ written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:ドミノピザ、AI(人工知能)カメラを店内に配置。ピザの品質をモニタリング(オーストラリア・ニュージーランド) http://karapaia.com/archives/52275007.html
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