
カラパイアでも人気のネコ科、ふてくされた感じに見える表情豊かな顔と、もっふりどてっとしたそのスタイルがたまらないマヌルネコ。その赤ちゃん2匹が、7月13日から栃木県の那須どうぶつ王国で一般公開されるという。
赤ちゃん時代からすでにワイルドキャットとしての片鱗が垣間見られる感じである。世界最古の猫とされているマヌルネコのフレッシュな赤ちゃんが観察できるとか、これは要チェックするべき案件である。
【モフ密度高め。愛嬌のある顔が特徴のマヌル先輩】
ネットアイドルとして人気を誇る動物は様々いるが、マヌル先輩も確実にその1種であろう。体毛が長くモフ密度が高いので、丸々と太った立派な体型に見えるが決して太っているわけではない。
左右の耳介は離れていて低い位置にあり、どちらかというと横にふっくらとした特徴的な顔立ちをしていらっしゃる。
その片鱗は幼少期のころからはっきりと表れている。
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脚は短め、お尻大き目、そんでもって爪は非常に短いのも特徴だ。ロシアやインドや中国、モンゴルなど中央アジアの高地の寒い地域に生息している。また、準絶滅危惧種に指定されている希少な動物でもある。
【4月22日に誕生したマヌルネコの赤ちゃん】
2019年4月22日に誕生した2匹のマヌルネコの赤ちゃんは、那須どうぶつ王国でで飼育されているマヌルネコの「ボル(オス)」と「ポリー(メス)」の間に生まれた。
メス1頭、オスが1頭で、マヌルネコの赤ちゃん誕生は国内では今年同園内のみだそうだ。
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マヌルネコは生息地が高地のため病原菌が少なく、免疫力が低いため、飼育下での繁殖はとても難しいとされているが、準絶滅危惧種を保護するため、動物園での繁殖が試みられている。
近親交配を避けるため、世界中の動物園同士が連携しながらの繁殖活動を行っているそうだ。
現在、那須どうぶつ王国の赤ちゃんたちは無事に離乳し、馬肉と鶏肉とミルクを混ぜた離乳食を1日3回食べているという。
離乳食を食べるマヌル子ネコの表情がかわいい
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体重の増加も順調で、6月末時点でメスが1キログラム、オスが1.3キログラムに成長したそうだ。
小さくてもマヌルネコの特徴が十分にかもしだされている。
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また、2頭はとても仲が良く、飼育員によればよく2頭でじゃれあって遊んでいる姿が見受けられ、眠る時も身を寄せ合っているという。
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【避暑がてら那須どうぶつ王国でマヌルネコの赤ちゃんに会いにいこう】
那須どうぶつ王国は栃木県那須郡那須町にある。夏の那須はとても涼しい。天皇や皇族の御用邸があり、年に数回、静養を兼ねて避暑で訪れているほどだ。
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【日々、コマヌル成長日誌。-2019.07.03-】7月13日公開予定!@那須どうぶつ王国
避暑がてらにマヌルキッズたちを堪能するのもありかもしれない。
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なお、一般公開後、赤ちゃんたちの名前を公募する予定だという。
ショップではマヌルネコのオリジナルグッズも販売されているそうだ。
私も栃木県に住んでいるので再来週あたりちょっと行って来る!
那須どうぶつ王国にはミーアキャットもいるし、アムールヤマネコもいる。ハシビロコウ先輩もいる。更には猛禽の森でかっこい猛禽たちもたくさん見ることができるのだ。夏休みの前に、一足先にいってくらぁ。
那須どうぶつ王国
所在地:栃木県 那須郡那須町 大字大島1042-1
展示場所:「アジアの森」ゾーン
特設サイト:マヌルネコの赤ちゃん誕生!アジアの森で初公開
記事全文はこちら:ふてくされ顔が魅力のマヌルネコ先輩。その赤ちゃん2匹がもうすぐ那須どうぶつ王国で一般公開!(栃木県) http://karapaia.com/archives/52276652.html
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