
アメリカ・ネバダ州にあるグルーム・レイク空軍基地、通称・エリア51は、UFOにまつわる陰謀論で有名な施設である。
2013年に機密文書が公開されてかつて極秘の実験施設だったことが明らかになったがいまだに謎が多く、不思議な物体も発見されがちとなっている(関連記事)。
そしてここにまた新たな目撃情報だ。YouTubeチャンネルのET Data Baseがグーグルアースを駆使してエリア51でUFOらしきものを見つけたようだ。
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How to find a UFO at Area 51 using Google Earth Map, UFO Sighting News 2019.
【エリア51の「S4」と呼ばれる小規模な基地にUFOを発見か】
ET Data Baseを運営するスコット・ウェアリングさんは、エリア51で30mほどの大きさのUFOを発見したと主張する。
まず、グーグルマップでエリア51付近にあるグルーム湖を見つけることから始め、それから地図を移動させてエリア51の管轄下にある小規模な基地へ。すると、内部に巨大な円のようなものの一部が見えているのである。
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スコットさんは、このエリアはすでにそこにあった宇宙船のために建設されたのだと予想。おそらく、S4と呼ばれるエリアではないかと推測しているようだ。
その理由はこうだ。1989年、科学者のボブ・レーザーがエリア51で働いていたときのこと。
彼は約24km南にあるS4と呼ばれる施設で作業しており、反物質反応炉によって動力を得るUFOの試験をしていたのだという。
そのUFOには、人間が乗り込むには小さすぎる座席がいくつかあったのだとか。
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【格納庫にあるチューブがくっついた円形の物体の正体は?】
スコットさんはグーグルアースのタイムスタンプ機能を使い、特定の格納庫に焦点を合わせて基地が開発されてきた年月を通して循環させた。
するとチューブのようなものがくっついた円形の物体が見えた。
スコットさんはまさにこれがUFOだと考えているようで、
空軍の中でもかなり極秘の基地である戦略空軍基地にいたことがあるが、丸いドアのある格納庫などなかった。
だから、あれはなんだろう?どうして4つの別々のエアコンユニットが連結しているのだろう?と思った。
これまで、こんなにたくさんのエアコンユニットがついている格納庫など見たことがなかった。おそらく、エイリアンはネバダ州の乾燥した暑さに対処するための備えがないのだろう
と語る。
また、
写真ソフトでUFOらしきものの寸法を測ってみると幅33mだった。このエリアがS4だという人もいれば、S6だという人もいるがなんと呼ぼうと関係ない。肝心なのは、そこにUFOがあるのが分かったことだ
とコメントしている。
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【エリア51はエイリアン陰謀論者にも観光客にも人気のスポット】
エリア51に関してはすべてが異常なほどに極秘体質なため、純粋な好奇心がすぐにエイリアン陰謀説へとつながる原因となってきた。
2013年にやっと米政府が公にこの基地のことを認めてから自由に情報請求ができるようになり、CIAもグルーム湖近くの2万700平方kmに渡るこの基地の機密文書を一般公開した。
陰謀説は1947年、ニューメキシコ州ロズウェルに気象観測気球が墜落した際、世界中の人々が「あれは絶対にエイリアンの宇宙船だ」と憶測を巡らせたころからあった。
今日に至るまで、エリア51にその宇宙船の残骸が保管・研究されていると固く信じているUFO研究家もまだ多く存在する。
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一方、観光スポットとしても人気が高く、エリア51の「立ち入り禁止」看板前で自撮りをする人は後を絶たない。
最近では冗談ではあったもののエリア51に大勢で押しかけるというイベント「エリア51を急襲しよう」でも大きな注目を集めた(関連記事)。
陰謀論についてはあまりにも異様に感じるかもしれないが、この宇宙の深淵で生きている生物は我々だけではないのかもしれない。
海外ドラマ「X-ファイル」のフォックス・モルダーはいっている。
これまでの慣習や科学ではなんの答えも得られない。最終的には可能性のありそうな事実として、とても信じられないと思っていたとんでもないことに目を向けることもあり得るだろう?
References:YouTubewritten by konohazuku / edited by usagi
記事全文はこちら:巨大な円形の謎物体がエリア51にあっただとぅ!?グーグルアースで発見されたUFOらしきもの http://karapaia.com/archives/52282431.html
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