火葬した後、埋葬したはずの息子が玄関に出現!?いったい何が?(ロシア)


 子どものころ、遊びに行こうとすると母親に「何時に帰るの?どこに行くの?誰と遊ぶの?」などと根掘り葉掘り聞かれたものだ。

 いちいちうるさいなぁ~・・・と正直思ったわけだが、そういったことをきちんと伝えておかないととんでも案件につながってしまうこともあるらしい。

 ロシア・サンクトペテルブルク北西に位置するコトリン島・クロンシュタットに住むアントニーナ・ミハイロブナさん(62歳)のもとに信じられない訪問者があった。

 玄関のドアを開けると、なんと死んだはずの息子・コンスタンチンさん(43歳)が立っていたのである。

 火葬して埋葬したのになぜ!?アントニーナさんはうれしさや喜びよりもショックが勝り、ほぼほぼ倒れそうになったという。
【行方不明の息子の遺体が発見されて悲しみに暮れた母親】

 事の発端は3月18日、海軍基地で働いていたコンスタンチンさんが消息不明になったことだった。

 それから6日間も連絡が取れず、アントニーナさんはいよいよこれはおかしいぞ・・・と警察に捜索願を出した。

 すると不幸なことにその後、「コンスタンチンさんらしき遺体が発見された」と警察から連絡があったのである。

 サンクトペテルブルク・フルンゼ地区にある遺体安置所へ確認に行くと、どうやらコンスタンチンさんの遺体で間違いない。

 疎遠になっていたコンスタンチンさんの妻と娘に連絡を取って葬式を行い、近所の斎場で火葬と埋葬を済ませ、アントニーナさんは人生で最悪の日々を過ごすことになってしまった。


【玄関のドアを開けたら火葬したはずの息子がそこに立っていた!】

 ところがそれからわずか4ヵ月後、訪問者があったので玄関のドアを開けるとそこにコンスタンチンさんが立っていたのである。

 アントニーナさんは遺体安置所で遺体を確認した際、他人の遺体を息子の遺体だと誤認してしまったらしい。

 アントニーナさんはこれを警察に謝罪。警察は現在、火葬されて埋葬されてしまった故人の身元の特定を急いでいるという。

【人生の意味を考える自分探しの旅が思わぬ大騒動に発展したケース】

 では、コンスタンチンさんはこの数ヵ月、一体どこで何をしていたのだろう?

 警察から質問を受けたコンスタンチンさんは、

しばらく休みを取って人生の意味について考えようと決めたんだ。自分が本当にやりたいことを考えていた

と答えたとのこと。

 すでに死亡届が出されてしまっているため生活のさまざまな面で支障があるようだが、めでたしめでたしってことでいいのだろうか?自分探しはうまくいったのかな?

References:Mirror / Metroなど / written by usagi / edited by parumo

記事全文はこちら:火葬した後、埋葬したはずの息子が玄関に出現!?いったい何が?(ロシア) http://karapaia.com/archives/52282721.html
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