ボイジャー2号が太陽圏を離脱し星間空間へ。太陽系と外宇宙の間にある壁の謎に迫る(NASA)

【謎を解決するごとに新たな謎が】

 こうしたことは専門家にとってもまったく新しい知見であって、完全に理解するにはもう少し時間がかかるらしい。

 先に太陽圏を離脱したボイジャー1号が送信してくるデータと2号のものを比較することで、さまざまな謎が解明されると期待されていたが、実際には答えよりも、新しく浮かび上がった謎の方が多かったようだ。

 「宇宙探査という観点からは、私たちは星間空間というものについてその表面をほんの少し引っ掻いた程度に過ぎないということです。」

 ボイジャー2号は42年かけて143天文単位――すなわち地球と太陽の距離の143倍の長さを旅して、ようやく星間空間が始まるところまでたどり着いた。

 もし、私たちがもっと宇宙を探索したいと願うのならば、忍耐強さを身につけるか、もっと速い移動方法を考案しなければならない、とヘイズ氏は話す。

【ボイジャーのさらにその先へ】

 NASA太陽物理学部門は、2024年までにボイジャーの発見をフォローアップする探査機「IMAP(Interstellar Mapping and Acceleration Probe)」の打ち上げを予定している。

[画像を見る]
IMAPのアーティストコンセプト NASA
 2030年代中には、現在のボイジャーがいるところより10倍も遠く離れた宇宙へと旅をしているだろうとのことだ。

 それまではボイジャー1号・2号の両機が私たちに星間空間の様子を伝えてくれる。両ボイジャーの活動限界は、原子力電池の出力が低下し、完全に稼働を停止する2025年頃になるそうだ。

References:iflscience / spaceなど/ written by hiroching / edited by parumo

記事全文はこちら:ボイジャー2号が太陽圏を離脱し星間空間へ。太陽系と外宇宙の間にある壁の謎に迫る(NASA) http://karapaia.com/archives/52284645.html

あわせて読みたい

カラパイアの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース
「ボイジャー2号が太陽圏を離脱し星間空間へ。太陽系と外宇宙の間にある壁の謎に迫る(NASA)」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    カール・セーガンの提案で1号が撮影したペイル・ブルー・ドットの写真を見てからずっとこの飛行計画に興味を持ち続けています、この先どんな情報を伝えてくれるのか楽しみ。

    1
この記事にコメントする

びっくりニュースアクセスランキング

びっくりランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2019年11月15日のびっくり記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

世界のびっくり事件や仰天する出来事などついつい気になる情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。