ペットは我々の暮らしに癒しと潤いをもたらしてくれる。だが一方で、大切なペットが行方不明になるという事態も起こりうるわけで、そうなったときの不安ったら相当なものだ。
日本でも、ペットが行方不明になった時に飼い主の代わりに探してくれる「ペット探偵」が複数存在するが、お隣中国でも同様のビジネスがハイテク機器を使用して行われているという。
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Chinese pet detective helps reunite lost furry friends with owners
【成功率70%の中国初のペット探偵】
上海に住むスン・ジンロン(Sun Jinrong)さんは、国内初のペット探偵と言われている。
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7年前にこのビジネスを始めたジンロンさんは、行方不明になったペットを発見するために高価なハイテク機器を揃えて、全力で捜索にあたっている。
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1件の依頼に8000元(約124000円)という中国にしては高額な捜索費用の請求をしているジンロンさんだが、依頼人らは彼のサービスにはそれだけ払う価値があることを知っている。
というのも、これまでジンロンさんは約1000匹の行方不明になったペットを飼い主と再会させることに成功しており、その確率は約70%なのだそうだ。メディア取材で、ジンロンさんはこのように話している。
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ほとんどのペットの飼い主は、ペットが行方不明になるとうろたえるばかりで、懐中電灯さえ持っていません。彼らは、携帯電話の弱い光で暗闇の中の猫を探すのみです。
私のビジネスでは、高度な機器やデータを分析するために長年蓄積された事例を持っています。どこをどう探せばいいのかわからない飼い主よりも、私たちの方がはるかに多くの方法で広範囲を捜索することができます。
【赤外線カメラや熱探知機などを駆使して隅々まで捜索】
現在、チーム全体でこのビジネスに取り組んでいるジンロンさんは、熱探知機や赤外線カメラ、更には内視鏡といったあらゆる種類のハイテク機器を駆使して、行方不明のペットの捜索に尽力している。
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一般的には、ペットの約3分の1は一生の間に一度は行方不明になり、犬は約15~20%、猫は2%のみが再び飼い主宅に戻ってくるのだという。
中国では、残念ながら自ら行方不明になるペットもいれば、盗まれる場合や、特に犬は夕食にされてしまうという最悪の事態にもなり得ることもあり、そのようなケースはさすがのジンロンさんでもなす術がない。だが、ペット探偵としての捜索スキルはやはり優れていると依頼者からはお墨付きのようだ。
最近成功した例は、北京の地下駐車場で見かけたのが最後というブリティッシュ・ショートヘアの猫の捜索だった。
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行方不明のその猫を捕えるために、ジンロンさんとアシスタントはあらゆるガジェットと長年の経験を駆使し、熱探知機を使ったり、動物の排泄物を綿棒で拭って検査したり、足跡を探しながらスピーカーから飼い主の声を流して呼びかけてみたりした結果、最終的に猫が発見され、無事飼い主のもとへ返された。
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ペットの捕獲時には、細心の注意が必要です。例えば、ポメラニアンのような小型犬にネットを使って捕らえるのは不向きです。ポメラニアンの心臓はとても小さいので、ショックを与えると死んでしまう可能性があるからです。(ジンロンさん)
【時代とともにペット探偵のニーズが上昇】
ジンロンさんによると、ペット探偵を始めた当初は、ライバル業者は存在しなかったそうだ。しかし、今中国には少なくとも10件のペット探偵ビジネスがあるという。
ペットの飼育は、中国では毛沢東政権時代には推奨されなかった。ペットを飼うことができるのは「金持ちのみ」と思われていたからだ。
しかし現在、状況も考え方も大きく変化しており、今日のペット探偵サービスは心配している飼い主たちに強く求められる必要不可欠のビジネスとなっている。
ジンロンさんは、ゆくゆくは上海だけでなく中国全体でこのビジネスを展開させたいと考えている。
written by Scarlet / edited by parumo
追記:(2020/1/5)本文を一部訂正して再送します。
記事全文はこちら:ハイテク機器を駆使して行方不明のペットたちを探す凄腕のペット探偵(中国) http://karapaia.com/archives/52285049.html











