背筋が凍る人続出、ネット上で共有されている本当に怖い話(前編)

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 怖い話は夏の風物詩である。暑い日に体を芯から冷やしてくれるからだ。
だがそれは日本での話で、海外では一年中恐怖体験や怖い話が語られている。

 真実なものもあれば作り話も存在するが、読み進んで行くうちに背筋がゾッとしてしまう内容のものは伝染力が強く、ネット世界に拡散され続けていく。

 ということで、寒くなってくるこの時期、逆に体の芯まで震わせたいという人は、海外掲示板で共有されているこれらの「怖い話」を読むと良いかもしれない。ある意味乾布摩擦のようなものだったり、そうでもなかったり?
【1.さて、妻をもう一度作り直す時がやってきた】

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 事故後、妻が臓器を提供した全ての人を追跡するのに、とんでもなく時間がかかってしまった。( AtomFarmer


【2.モンスターよりも怖いのは人間】

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キャンプ中に起こった最も恐怖の出来事。ある日、アメリカのオレゴン州東部に住む私は、同州西部に住む母を訪ね、アウトドアが大好きな母と一緒に車で1時間かけて海岸まで行き、キャンプをすることにした。


海岸沿いには山や丘があり、主要道路からは車で約25分の頂上に無料のキャンプ場があり、私たちはそこでキャンプをすることにした。その時、私たち以外には誰もキャンプをする人は見当たらなかった。

母とリラックスしたり食事を作ったりして過ごしていたが、男たちが大勢乗ったトラックが丘を駆け上がって来た。母はその男たちと話をしていたがそのトラックは去って行き、私は特に不審に感じなかった。

そして夜中。些細な物音にすぐに目覚めてしまう私は、眠っていたテントの中で母の怯える声を聞いて目を覚ました。
母は、テントの中でまっすぐに座っていた。

起きた私が「どうしたの?」と尋ねようとすると、母は私の口を手で押さえた。

完全に静かな暗闇の中、突然テントの傍で複数の足音が聞こえた。キャンプ場には、私と母だけだったはず。

その時、咄嗟に機転を利かせた母が、「ケニー、銃を掴んで!」と大声で叫んだ。ケニーは私の父だけど、もちろんキャンプには来ておらず、母と私の女2人のみだった。


でも、テントの外の足音は母のその声を聞いて遠ざかって行った。私たちは無事で済んだのだ。お母さん、ありがとう!(Morenapkinspls


【3.時計じかけのオレンジ風な出来事に遭遇した件】

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これは、私の姉に起こったことなんだけど、その出来事が起こったのは、姉と姉の夫が数か月前に第一子を迎えたばかりだった頃のこと。

その日、墓場勤務の義理の兄は、夜中のシフトだったため家にはいなかったが、姉は自宅で子供の面倒を見ていた。午前2時頃、裏口のドアを激しく叩く音がしたため、姉がドアのところに行くと、1人の女性が立っていて、姉に「中に入れてほしい」と頼んできた。

その女性は、「夫に路上で暴力を振るわれた。
今、私を探している」と姉に話し、家の中へ入れて助けてくれと言ってきたのだ。しかし、姉は赤ちゃんがいることから関わりあいになりたくないと思い、「警察を呼ぶから」と言うと、女性は「警察は呼ばなくてもいいから。とにかく中へ入れて」と繰り返し頼んできた。

この時点で、姉は不審に感じ、ドアを開けずに電話を掴み緊急通報した。そして、ドアのところへ戻ってくると、その女性の姿は消えていた。

姉は、数分後に到着した警察から、似たような出来事が数軒先の通りであったことを聞かされたという。
どうやら、その男女は夫婦を演じ、女は困っているふりをして他人の家に入り込もうとしていたようだ。

こういうことは、一般的に起こることだろうとは思う。でも、自分の身内に起こったと知ってゾッとした。リアル・時計じかけのオレンジだと思ったよ。 (Joshsecond


【4.母の怖いボーイフレンド】

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5年ほど前、私の母はデートサイトで知り合ったある男と付き合い始めた。その頃ちょうど私も後に妻となる女性とネット上で出会い、交際を始めたばかりだった。


私と妻は、とにかく母の交際相手を好きになれなかった。

やたら静かで、よく目を閉じる癖があって、なんだか薄気味悪い人だった。時に、妻にチョコレートを差し出して自分の口に放り込んでと頼んできて、それを妻にさせると、目を閉じて口の中でチョコを溶かす時にうめき声をあげるような人だった。

またある日、私と妻が母の家を訪ねると、母は仕事に呼び出されたのか留守で、私と妻は、母の帰りをそのまま待つことにした。ボーイフレンドは母の家にいたようだが、母を待っていた2時間ほどの間、彼は母の寝室のドアを閉めて一度も顔を見せなかったこともあった。

クリスマス前には、母とその男の関係はうまくいかなくなり、妻と私が母を訪ねると、母は既に気持ちを固めていたようで、私たちも別れた方がいいと伝え、母はクリスマスイブの日に男と別れることを決心した。

その夜、私たちは母の家に泊まり、25日の早朝、私と妻は私の父に会いに彼が住む家に向かった。父の家に泊まる予定はなかったが、雪で身動きできなくなり、1泊することに。それはそれで素敵なクリスマスサプライズだったけど、翌日妻が母の家に寄ってから帰ろうと提案したので、再び母の家に行くことにした。

妻は、何か胸騒ぎがしていたようだ。

母の家に到着すると、母の車が私道に止めてあった。それは不思議なことではなかった。母の家は仕事場から近いため、歩いて行くこともあるからだ。だが、私が理解できないのは、母は家の玄関の鍵を閉めない癖があるということだった。

この日も開いていたドアから私と妻は入った。そして冷蔵庫を見て体が凍りついた。冷蔵庫の給水器から血がしたたり落ちていたのだ。

床に水たまりを作るほどの大量の血を見た妻は、恐怖で叫び声をあげた。私も、恐怖に慄いた。冷凍庫に母の頭部が入れられているのではと、恐る恐る冷凍庫のドアを開けると、そこには袋が開封して溢れ出た大量の冷凍チェリーがあった。

チェリーがアイスディスペンサーに落ちて、溶けてしまっていたために、血だと勘違いしたのだ。私はてっきり、母が別れた気味の悪いボーイフレンドにバラバラにされて冷凍庫に詰め込まれていると思ってしまった。( aett


【5.強盗からの奇妙な手紙「あんたは幸運だ。俺も怖い」】

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ある日の午後11時半頃、部屋にいた時階下から物音が聞こえたので、母かと思ったんだ。階段を上ってくる足音がして、自分の部屋の前で止まったから、声をかけたら何も言わず、またその足音は階下へと消えた。

30分ぐらい経って階下に行くと、たくさん物が盗まれていることに気付いた。そして、あるメモを見つけた。そこには、「あんたは幸運だ。俺も怖い」と書かれてあったんだ。友人と夕食に出かけた母はまだ戻っていなかった。

さっきの足音は強盗で、誰もいないと思っていた家に人の気配を感じたから、物だけ盗んで逃げたんだろう。自分はすぐ母と警察に連絡して、浴室に鍵をかけて閉じこもった。人生で一番恐怖を味わった出来事だった。
Megaman1410

後半はこちら

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written by Scarlet / edited by parumo

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